孤独な仲間は大勢いる

もはや何度語られたか数えるのも馬鹿らしいほど、擦られまくった話

いくら書いても読まれない

Web小説に投稿経験のある人なら9割以上の人が経験しているはずだ。

☆0作品だけでも全体の35%
☆二桁以下なら、実に全体の95%にもなる

異世界転生モノで☆四桁など持っている作品なんか、誇張でも冗談でもなく作者自身が異世界の住人だ。

読まれなくてもいい、好きな作品が書けるのなら……
自分を慰めるそんな言葉は詭弁だと云うことは誰もが自覚している。
読んでほしい、届いて欲しいと誰もが願い叫んでいるはずだ。

PV0の苦しみは、例えようもない孤独だ。
創作という場所は、謂わば現代世界で最期に自分が自分であることを証明する場所でもあるから。

そこで望みを絶たれることは、何よりも残酷である。
だが、忘れないでほしい。

そんな孤独に咽ぶ者は決して自分だけではないと。
ここにはそんな、同じ孤独を抱える戦友たちが、数えきれないほどたくさんいるのだと云うことを。

その他のおすすめレビュー

天川さんの他のおすすめレビュー734