バトルシスターは夜に祈らない　～死神と呼ばれた最強シスターが、“祈り”を捨てて悪を斬る～

「祈るだけじゃ、子どもたちは救えない」

孤児院の若き院長、シスター・セシリアが選んだのは――祈りではなく、暗殺。

増税と飢えに沈む王都。
街では人が消え、邪神教団が放つ寄生体≪禍胎（かたい）≫が、人々を内側から蝕んでいた。

彼女は“金の魔眼”で穢れを見抜き、片刃の祈刀で処刑する。

相棒は、剣と銃を操る不器用な幼馴染みの　冒険者カーティス。
拳で祈る天然の破戒僧　シスター・ラヴィアン。
眠たげなのに最強の結界術師　シスター・カレン。

信仰が歪められたこの世界で、彼女たちは“夜に祈らない”。
刃で、拳で、術で――大切なものを、ただ守るために戦う。

ダークバトル×断罪。
堕ちた信仰と、祈らぬシスターの反撃が、いま始まる。