誰もが知っている壇ノ浦の戦い。そこから始まる物語です!

この物語は西暦1185年3月25日 平安時代末期 壇ノ浦の場面から始まります。

平家は敗れその時指揮を執っていた平知盛は海の中に沈みゆく……
薄れゆく意識の中、不思議な声が聞こえてくる……
そして、新たな世界へ生まれ落ちることとなる……

その世界はファンタジーの世界。
魔物のいる世界であり、神が顕現する世界、前世の記憶を持ったまま産まれる人がいる世界。
そして、ある条件を満たし元服した男子のみ帯刀が許可される世界だった。

不思議な声の主は何者だったのか?
平家の記憶を持つものは、源氏の記憶を持つものとどう向き合うのか?
源氏の記憶を持つものは、かつての仲間とどんな再会をするのか?
など、見どころ沢山ですし、
魔物が現れて緊迫の場面だというのに、弟をイジる兄がいたりと読者を笑わせてくる場面があったりと見応えありです!
特に零話の部分が繋がった時は清々しい気分になりました。

お勧めの作品です!

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