ハルキゲニアのふたりというタイトルに惹かれました。

 ハルキゲニといえばアノマロカリスと同じ古代生物。
 そしてハルキゲニアにはどちらが頭かお尻か分かっていない奇妙な生物である。
 主人公たちはハルキゲニアを思わせる不器用な男子たち。
 これは泥と汗にまみれた生々さと甘酸っぱい痛み、すれ違いと筋肉が織りなす純粋で青く切ない恋心の物語。

その他のおすすめレビュー

堂道廻さんの他のおすすめレビュー52