読んでみて欲しい。こんなに楽しい今際の際は多分初めてだと思うから!
悲しいはずの瞬間がこんなことになろうとは!人間の大きさと愛を感じました!
女王の最期の「課題」に挑む子どもたち。まさか、このシチュエーションでこの結末になるとは、という意外な終わり方でゆごくユーモアを感じました。
もしかして、わざと噛んだ人もいるかも …
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(335文字)
女王様が今晩にも死んでしまうだろうと聞いて悲しく沈んだ王子王女たちに、当の女王様はなんとも変わったお願いをする。〝早口で「今際の際」と10回言えた者にこの国を継がせる〟と……。私もはじめは王子王女と同じに、女王様が狂いでもしたのではないかと心配してしまいました。でもユーモラスな子どもたちの描写や、早口言葉に失敗して笑いが起こる様子などを見ているうちにだんだんと笑顔にさせられます。死は避けられない。だけどどんな今際の際にするかは選ぶことができる。読み終えたとき、心がじんわり温まるお話です。
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