中学デビューと同時に「リーダー」としての重圧に向き合う少女・あさひ。誰にでも優しく手を差し伸べる“オアシス”のような裕美。強さと優しさがすれ違い、やがて交わっていく描写が素敵です!!等身大の悩みと葛藤を丁寧に描いた青春ドラマ。読むほどに、自分の中の“鏡”を覗き込む物語です。優しさと正しさのいわゆる“すれ違い”等の話が読みたい人などにおススメです!
「きつくて、やりがいのある仕事」は、自分を省みないための、よく効く“麻酔”かもしれません。この物語を読んで、ふとそんなことを思いました。佐倉さんは他人を優先しすぎて、自分を置き去りにしてしまう。亀山さんはリーダーとして責任感が強いけれど、どこか独善的。でもね、彼女もまた、自分を省みないという点では、佐倉さんと似ているんです。二人の距離感。気遣い。すれ違い。その繊細な“揺れ”が、作品全体にじんわりと染み込んでいて、とても素敵でした。
もっと見る