第8話
「……ということが昨日あったんだよ!あたしびっくりしすぎて昨日の夜しか眠れなかった」
「平常よそれが。……じゃなくて。それ、本当に大丈夫なの?」
「大丈夫!あたしも不安になってあの場所の花壇の土にそこらへんに落ちてる枝を挿したんだけど、今朝見たらまだあった!現実だったんだ!」
「斬新な現実の確かめ方ね。ってそうじゃなくて」
昼休み。
カオちゃんと弁当をつつきながら恋バナに花を咲かせる。
カオちゃんに恋バナって言ったら物凄く不本意そうだったけど。
「はっきり言うわ。……アンタ、騙されてない?」
「うん?」
「その梶谷くんとの面識は?」
「存じ上げております!」
「アンタのほうはね」
青春ランデブー(仮) 弥生 文 @yayoi_fumi
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。青春ランデブー(仮)の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます