日常に、謎が溶け合う。血が通う。

一つ一つが独立したショートストーリーになっているためタイトルが気になったところからでもどこからでも楽しめます。そして一つ一つのクオリティが高すぎますね。ですが個人的に本作の最大の魅力は読者によってもいくつもの解釈が得られるということです。「この最後の文章の意味は〜」などと語れる内容になっているのが何度も読み直したくなる工夫がされていますね。

文句無しの一作です！