概要
ヒデ君とチュンチュンが出会ってから、半年くらいたった頃のお話しです。
毎週ヒデ君のアパートに遊びに行くようになったチュンチュンが、いつも帰り道に考えることとは、何でしょうか。
人魚編からは想像もつかない、まだまだ初心(うぶ)だった頃の二人の気持ちを細やかに書いてみました。
ナーロッパ編が、あんな終わり方になってしまったので、お口直しといいますか、ハッピーエンドで暖かな気持ちになって頂ければ幸いです。
まだ本編「黒い髪の人魚」を読んでおられない方は、これを読んだあとに、是非どうぞ。だけど、エッチで腰抜かさないで下さいね。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!女ゴコロの機微を細かく描いた傑作!
エロでマッチョの男性作家、小田島匠さんが贈る、女の子の心理を深く鋭く切り取った傑作です。
とにかく描写が細かい。
中国人留学先チュンチュンがイケメン日本人大学生のヒデくんを好きになり、付き合い始めて結ばれる日までの心情を、それはそれは濃やかに描いています。
キスから先に進みたいチュンチュン。でもヒデくんは、朝まで一緒にいたいチュンチュンを終電に乗り遅れないように律儀に送ってやります。帰りたくないチュンチュンの女ゴコロの描き方が秀逸!
第3話では、お風呂に行く前にチュンチュンが、面白い動きをします。これも、ああ、確かにそうなるかもねって読んでて思ったけど、女しか気づかないんじゃないかな…続きを読む - ★★ Very Good!!いくつもの熱い夜を超えた悲恋と、未来への道。そのオリジンがここにある。
(注:このお話を含む【黒い髪の人魚】シリーズ4部作へのレビューです)
- ̗̀ ෆ( ˶'ᵕ'˶)ෆ ̖́-
ふたりの触れ合いに稲妻走り、炎のイチャラブを照らす!
筋肉師匠による、留学生恋愛(ラブコメではない)が登場よぉ〜
注目の筋肉シーン(?)も搭載なので、作家シャンのファンにも安心よねえ。
キャー(⁎˃ ꇴ ˂⁎)ッ
(*´・ω・)(・ω・`*)ヤヤコシイ⋯
時系列的には「スピンオフ1(このお話)→黒い髪の人魚→2→3」の順ね。
今回は会話劇や日常系の色合いが強いので、読み口もアッサリ仕様。
それでいて、ドキドキ感も伝わって来るのがいいのよぉ〜♪
٩(๑ᵒ̴̶̷͈᷄…続きを読む - ★★★ Excellent!!!プラトニックだけが純愛じゃない! これぞハッピーで純愛なLOVE
この切ない心情とかの感じが素晴らしいです。
中国人のチュンチュンと、日本人のヒデくんの恋愛。
二人はこれから遠距離恋愛になってしまう運命にあったり、更にチュンチュンはヒデくんとの距離がうまく取れず、なかなか「踏み出せない」感じにあったり、とにかく「見守ってあげたい」という気持ちにさせられます。
本作はあくまでもチュンチュンの視点で描かれているため、「ヒデくん」側がどういう風に思っているかは想像するしかない。だからこそ不安になったり、相手は経験豊富な人間で自分なんかではうまく釣り合わないかも、なんて考えてしまったり。
この心情の動きがとにかくリアルで、共感性がMAXまで振り切れ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!乙女チックという絶滅ジャンルが蘇った感
チュンチュンは乙女である。
かつて、そう半世紀程前、雑誌『りぼん』は“乙女チック”というジャンルでたくさんの若くてもう子どもではない読者(女子大生等)を夢中にさせた。当然りぼんはロー〜ミドルティーン向け雑誌なので全く性を感じないピュアな作風の漫画がメインなのだけど、それでも花は散らないし自意識肥大モノローグとか皆無の相当オシャレな漫画群が毎月掲載された。その中にちらほら性を埋め込んだ作品も現れていた。
前置き長くてすみません。チュンチュンの初体験バタバタ物語は乙女チック漫画っぽい。ヒーローとヒロインの見目の麗しさとか暮らす環境とかのパッケージは素晴らしいし、チュンチュンの行動も意識も素直…続きを読む - ★★★ Excellent!!!ためらいと、惑いと、もどかしさが、思いを加速する
描かれたのは国籍が違う恋人たち。
そう、国籍が違うこと以外、ふたりはどこにでもある恋愛をしています。
若者たちの恋愛のありようを描いた物語、それが本作です。
ただし、描かれたのは恋する気持だけではなく、生理的な側面もです。
読むものは、ふたりの生々しい欲望を目の当たりにします。
番う生き物としての部分を疎かにされない作者は、また同時にただの衝動ではない理性もきちんと切り出しています。
だから恋人たちは相手を気遣うあまりに、戸惑いを覚え、欲望に振り回され、最後の段階へ進めずに、煩悶することになるのです。
読む者にとり、それはなぜかとても微笑ましいのです。
本作は肉体を意識させる若者たち…続きを読む