概要
ひな壇を眺めているきみに、ぼくはみとれた。
ぼくは一歩先を行くきみが好きだ。
だからこうして、いつもきみの一歩うしろを歩く。
だからこうして、いつもきみの一歩うしろを歩く。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!ピュア過ぎる恋心。だけどピュアであることは、常に正しいとは限らない……
主人公のピュアな心情に、とても心を打たれ……る作品です。
恋する異性の後ろを歩き、彼女の髪の色、シャンプーの匂いにときめく主人公。
彼女に恋した瞬間。雛祭りの日がきっかけだったと思い返す。
切ない心情。これが恋をするっていうことか、と「ふむふむ」と胸に爽やかなものが流れてくるような全体の八割方。
そして、ラストまで読み終え、「だよねえ～」という気持ちにも。確かに途中の文章に「そこまで行っちゃう！？」という箇所はあったけれども。
ボーダーラインを攻めてくる感じがとても綺麗な作品でした。
つい苦笑が漏れるラスト。それでも１００％以上のピュアさを感じられる文章と、色々な意味で…続きを読む