概要
彼女が天敵だとしても 相棒の隣は、素直な私でいられる場所だった
魔法は〝普通の人間〟には認知されない。
世の裏側で魔法使いたちは息をし、10歳になると『日本魔法学園』へ入学をする。そこへ、歴史上初めて〝聖女〟と〝闇魔法師〟が同学年で入学した。
光魔法師の聖女・春風菜乃花 ( はるかぜなのか ) と、闇魔法師・花柳咲来 ( はなやぎさくら )
天敵と噂される2人は、放課後になると誰にも内緒で机を囲む。それは友情ではなく、互いの目的のために結ばれた〝相棒〟の関係。
それでも菜乃花は、咲来に協力関係以上の信頼を感じていた。誰にも嫌われないよう仮面を被ってきた菜乃花にとって、相棒の隣で過ごす時間だけが本当の自分でいられる場所。
一方で咲来は、相棒にすら明かしていない目的を胸に秘めているようで……。
天敵でありながら、誰よりも近い存在。
相棒の前では自然と