概要
きみだけを、
桃川佐里 (ももかわさり) と五月みなと (いのつきみなと) は中学に入って以来の親友同士で、一緒に吹奏楽部に所属していた。しかし、みなとが「佐里と付き合いたい」と漏らしたことをきっかけに、「レズ」と陰口をたたかれるようになり、みなとは吹奏楽部を辞め、佐里も音楽と距離をとってしまう。
それから時が流れ、高校二年生の秋、みなとが、佐里にある提案をする。それは「文化祭のステージで歌いたいから、ピアノ伴奏をしてくれないか」というものだった。そして、二人は文化祭のステージに向けて練習をし、中学以来微妙な距離感で止まっていた、お互いの想いをそれぞれ確かめる。
文化祭本番、みなとは前触れなく、他人にはわからない。しかし、佐里には間違いなく、そうとわかる方法で告白をする。突然の衆人環視での告白に、いつもは
それから時が流れ、高校二年生の秋、みなとが、佐里にある提案をする。それは「文化祭のステージで歌いたいから、ピアノ伴奏をしてくれないか」というものだった。そして、二人は文化祭のステージに向けて練習をし、中学以来微妙な距離感で止まっていた、お互いの想いをそれぞれ確かめる。
文化祭本番、みなとは前触れなく、他人にはわからない。しかし、佐里には間違いなく、そうとわかる方法で告白をする。突然の衆人環視での告白に、いつもは
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