2025年8月

第31話 ちょっとずつ執筆開始&フリースクール

 7月も終わりましたね。7月末の締め切り、童話賞にちょっとだけ応募しようかなと思っていたのです。でも無理でした。ただネタ出しだけはできたので、せっかくなので来年の締め切りに向けて書いてみようかなと。


 文字数の少なさもあるのですが、今書いておかないと! という気持ちになったのも大きいかもしれません。


 そんなネタを提供してくれたのはやはり子供なのですが、子供自身が「物語にしてほしい」と言ってくれたのもきっかけになりました。全部を書けなくてもいいのですが、こんなシーンを入れてほしいと言ってきたり。


 親子で童話を書いてみるというのは、子供にとってもいい昇華なのかなと思えたのですね。なので、実は賞に出すのとは別に本の形にして子供が読めるようにするのもありかなと。


 今は一冊から本の形に印刷をして作ってくれるサービスもあるようで、手作り童話もいいかもと思えたのでした。


 そして7月はフリースクール利用開始したのですが、いろんなことがありました。8月頭に面談があったのですが、やっぱりフリースクールに来たお子さんたち、夜寝られないそうです。


 というのも、今まで基本皆さん家にいた子たちが、プレ体験があったとはいえ、久しぶりに週4日毎日誰かと会う経験をしているわけで、とにかく刺激が興奮になり、夜過覚醒状態で眠れないと。


 我が家もちょっとプラスアルファのほうが大きいのですが、不安が高じて眠れない状態です。さらに先週の津波警報も相まって、大波のようにアップダウンしています。


 でも、それでも休んだり遅刻したり早退したりしながらも、自分で行くと決めて、1時間目標が2時間になり、3時間いられたと思ったら1時間に戻ったり。


 そんな感じで、7月はいろんな発見に次ぐ発見、向き合う恐怖の大本はこれか! といった謎解き状態に。でも、これも言語化ができるようになってきたのが大きいなと思います。


 ほんの数か月前、4月5月あたりは言葉が出なくなっていました。日本語としておかしいレベルというか、あなたもう少し喋れたはずなのにどうしたの? というくらい、言葉が出なくなってしまったのです。


 そこから、今急激に言葉が飛び出しています。おお、そんなことも言うのね! という言い返し。「よし、言い返せたぞ」なーんて、思春期入りはじめの男子は、ませた口調を使い始めたところです。


 こういった変化も、今まさに目の前で起こっていることでもあり、何か形にしておきたいなと。一瞬も目が離せない小さな変化が毎日起こっていますが、きっとこれらも笑い話にできる日が来るといいなと。


 そんな祈りも込めた物語というのは、今しか書けないだろうなと思うのでした。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

フデを取る 嵯冬真己 @museumstory

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る