このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(34文字)
読みやすくて最後良かった!
悔しい失恋と、投げやりな一夜の過ち。決意の旅立ちと、知らない土地での優しい出会い。新たな命と、一夜の過ちの真実。お話の流れは、短編ながらストーリー性があってとても良い。主人公のルカを探す、一夜の過ちの相手、有栖川優。彼が…どんな気持ちで、どんな思いで、どんな風に…数年を過ごしたのか?短編では語られていない 、彼の深い思いをもっと覗いてみたくもある。狂おしい男の思いを、読んでみたい。物語の後の溺愛ぶりも想像でき、幸せな気持ちになれる。是非 手に取ってみてください。気持ちの良い 読了です。
短い文章でストーリーを仕上げるスキルに驚きました👏テンポよく視点や場面が変わっていき、伏線もきちんと回収されます👍読後感ほっこり💓純愛もの💓がお好きな方は、是非ご一読を😘
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(36文字)
この作家さんの短編は、スゴイの一言。読み終わって真っ先に脳裏に浮かんだのは、超濃縮コンデンスミルクだった。人生にはいろいろある。しかも、作中の登場人物のそれは、かなりのうねりを伴ったものと推量される。しかし、作者は一切の余計なものは加えず、ストレートに練り込んでいく。ただ、一つ加えているものは、ラストに一雫の砂糖であろうか?タイパが叫ばれる昨今であるが、時代に最適の快速ストーリー。さっきまでミルクだったのに、次の瞬間には超濃縮コンデンスミルクになっている。読者に瞬きする暇さえ与えない。
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