悔しい失恋と、投げやりな一夜の過ち。
決意の旅立ちと、知らない土地での優しい出会い。
新たな命と、一夜の過ちの真実。
お話の流れは、短編ながらストーリー性があってとても良い。
主人公のルカを探す、一夜の過ちの相手、有栖川優。
彼が…どんな気持ちで、どんな思いで、どんな風に…数年を過ごしたのか?
短編では語られていない 、彼の深い思いをもっと覗いてみたくもある。
狂おしい男の思いを、読んでみたい。
物語の後の溺愛ぶりも想像でき、幸せな気持ちになれる。
是非 手に取ってみてください。
気持ちの良い 読了です。