概要
花筏の名前は龍から授かった。
【縦組み推奨】
透明な身体の龍は、生涯をかけてその身体に宝物を溜めこむ。
龍は飛べなくなるまで宝物を蓄えると、いつか地に臥して生を終え、宝の山となる。
これはとある龍が、慈しみ愛したはずの美しい水の都を、まるっと呑みこんでしまうお話です。
透明な身体の龍は、生涯をかけてその身体に宝物を溜めこむ。
龍は飛べなくなるまで宝物を蓄えると、いつか地に臥して生を終え、宝の山となる。
これはとある龍が、慈しみ愛したはずの美しい水の都を、まるっと呑みこんでしまうお話です。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!透明な龍は、宝物を腹に蓄える。美しい世界で紡がれる和風ファンタジー。
この世界の龍は、体が硝子でできており透明。彼らは大切なものを食べ続け、お腹が満ちると終の棲家で死を迎え、宝の山となります。
宛虹という名の龍がある日、水上の都、水遊苑を訪れるところから物語は始まります。
世界観が何より美しいです。様々な宝物を腹に蓄えた透明な龍が空を飛ぶ。龍が喉を震わせれば鈴の音のような音が響く。
随所に、このような美しい描写が見られます。
文章も丁寧で、気づけば物語の世界に引き込まれていました。
タグに「切ない」とありますが、その「切なさ」でさえ美しく感じました。
結末も暗いだけではなく、明るい光が差し込んでくるような終わり方です。
ぜひ、最後まで読んでいただきたいで…続きを読む