概要
【解説】夭逝のための綺譚
故・藤尾瑛臣氏の晩年作品。
後輩である幻想作家の絵國淑哉による解説付きとなっている。
* 作品初出 同人誌『玉紫‐ 藤尾瑛臣綺譚集』(2016年)
著者である架空の作家「藤尾瑛臣」が書いた掌編集の設定です。
自作の短篇『玉紫』にも加えています。同名のコレクションに納めたシリーズとなっています。
短篇小説『玉紫』【https://kakuyomu.jp/works/16818093089068929492】
*当作品は、殺人など法令に反する行為を推奨するものではありません。
*作品はフィクションです。情報の正確性や信憑性を保証するものではありません。
© 蘆蕭雪 Ro Shosetsu
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!美しく端正な筆が幻惑する巧緻妖艶な怪奇譚
これは作者のドキュメンタリー風…という
解釈が正しいのかすら曖昧になる、作品。
【 試読版 玉紫 】『玉紫 ‐ 藤尾瑛臣綺譚集』
この小説の中から抜き出して来た怪異譚を
纏めた掌編の数々…つまり、
これは『作中作品』なのである。
もう、この時点で相当に凝った創りである
事はお察し頂けるだろう。
いち手法としてメタを使う小説数あれど、
この作者の創作は、余りにも用意周到
且つ、文章や文脈の それ自体 が各々を
補い合うかの様に振る舞う。
妖しく美しい世界観も相俟って、それは
いつの間にか脳髄から絡め取られて行く
不穏な愉悦を齎すのだ。
明治から大正時代の風情を思わせる端正な
文体…続きを読む