概要
季節はめぐり、また桜は咲く。隣にいるのは……
大学に入学した宮島はさくらまつりに足を運び、そこで聞こえてきた箏の音に心を奪われる。その後、演奏会で裏方のバイトをすることになったが、そこで、箏曲家の花菱咲耶と出会う。宮島は世間知らずな咲耶と箏の魅力に取り憑かれ、楽しい大学生活を送るが、咲耶あてに届いた「藤木耀」からの手紙が気になっていた。
※「北の文学」優秀作賞受賞の浅野文月様の三島由紀夫生誕百周年企画の作品。三島の作品タイトルから想起した物語を書くというものです。
※「北の文学」優秀作賞受賞の浅野文月様の三島由紀夫生誕百周年企画の作品。三島の作品タイトルから想起した物語を書くというものです。