概要
発達障害という地獄の中で光を掴む!
発達障害の人間にとって世の中は苦しみだらけだ。コミュニケーションが苦手、異常に何かにこだわる、感覚過敏、……等々。18歳の高校生である飛田匠真は、自身の持つ発達障害(ASD+ADHD)のせいで病める毎日を送っていた。そんなある日、突然世界中にダンジョンが出現する。ダンジョンからはモンスター(ゴブリン)が溢れ出したが、すぐに自衛隊によって相当な数のゴブリンが駆除されてしまった。ひょんなことから匠真はその生き残りを狩るのが日課となり、そしてそれをきっかけにダンジョンに入り浸るようになる。匠真は周囲の人々を巻き込みながらも発達障害の特性を利用し徐々に『上手い生き方』を身に付けていく。一方、ダンジョンの出現によって、国や社会の有り様は徐々に不穏な色を帯びてゆくのだった……。
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