あえて作品世界と異なる雰囲気でレビューを書くならば

魔剣に魅入られた者の凶行によりすべてを失った主人公と、生まれつきコントロールできないサイコメトリー能力のある少年が出会い、魔剣に魅入られた者たちを退治していくお話です。

サイコメトリー能力は、事件の背景になにがあったのかをスムーズに語る装置として十分に機能し、魔剣の存在が事件に一捻りを加え、先を読ませない展開をもたらしています！

そしてこのレビューであえて除いた、時代描写の筆致はここでしか味わえないものだと思います。
面白かったです。