サンタからの素敵な贈り物

♪♪♪♪♪♪

「あっ♪タクからだーー♪」

スマートフォンの画面には、

『タク』の二文字……

｢タク？｣

『メイか？

あのさ――？　そっちに行くには、山手線に乗ればいいんだっけ？』

「モシモシ。タク、今どこに居るの？

……だったら――

『山手線』より『中央線』から乗り換えのが早いよ♪…うん待ってる、早く来てね――♪」

メイは、朝方４時までかかって作ったケーキを落とさないようにしながら、バッグから鏡を取り出し『とびっきりの笑顔』の練習を始めた。

――そして30分後――

駅の雑踏の中から、白い息をはきながらこちらへ歩いてくるタクの姿が見えた。

メイは、とびっきりの笑顔でタクのもとへ走り寄った。

『タク――！　メリークリスマス！』

FIN

◆『サンタの素敵な贈り物』を最後まで読んで下さって、本当にありがとうございました。皆さんに良いクリスマスが訪れますように☆彡

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　夏目漱一郎

27日（土）からは、また【カクヨムコン11】進化し過ぎたAIは、人類を支配する。の投稿を再開しますので、まだ読んだ事が無いという方がいらっしゃいましたらこちらの方も応援のほどよろしくお願いいたします。

【カクヨムコン11】進化し過ぎたAIは、人類を支配する。

https://kakuyomu.jp/works/822139836289787951