重厚だけど幻想的な雰囲気の西洋ファンタジー

舞台はフランスの首都・パリ。
魔法を使える魔術師と、魔法を使えぬ非魔術師。
魔法にはいくつもの約束がある。
その中の一つに
『非魔術師に対し攻撃的な魔法を使ってはいけない』というものがある。
 だがある日、一人の少年が弟を守るためにそれを破ってしまい――

 緻密に編まれた設定と、重厚で幻想的な世界を描く繊細な文体が好みでした。
 ライトなファンタジーもいいけど、そうでないものも読んでみたいという方にお薦めです。

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