第8話 海浜公園お出かけの日(1)
夏休み前の日曜日の朝、
しばらくすると幸加が来ました。彼女は黒髪ポニーテールヘアにハイビスカスの髪飾りを付けて白地にイチゴ模様のワンピースと白いサンダルを着用して、ミニショルダーバッグとエコバッグを持っていました。
「安希ちゃん、おはよう。待たせてごめんね。じゃあ、行きましょう。」
幸加はそう言って改札の方に進みましたので、
安希も改札を通ってホームに出ました。
「おててつなぎましょう。」
幸加はそう言って彼女の手を差し出しましたので、安希も幸加と手をつなぎました。
しばらくすると電車が来ましたので、2人は手をつないだまま電車のロングシートに座りました。
しばらくすると、海浜公園に行く路線への乗換駅に着きました。2人は電車を降りてホームに出ました。
「安希ちゃん、この駅のおトイレで巻布ドレスに着替えてね。」幸加がそう言いましたので、安希は駅の男子トイレの個室に入って、シャツとズボンを脱ぎました。そしてカバンから取り出したバンドウを付けてミニハンカチタオルも中にセットしました。そして思い切って巻布ドレスの布を取り出して、身体に巻いて上端を胸上で結びました。着替える前に身につけていた貴重品類はカバンの中に入れました。安希がおトイレから出ると
「わぁ、安希ちゃん可愛い。じゃあ、これも付けてね。」幸加はそう言って、エコバッグからハイビスカスの髪飾りを取り出しましたので、安希はそれを髪に付けました。すると、幸加は
「このバッグ、安希ちゃんにあげます。貴重品類を入れてね。」幸加がそう言ったので、安希はカバンから貴重品類を取り出して、貰ったミニショルダーバッグに入れました。
安希が駅で身支度をしている間に、海浜公園に行く電車は出てしまいましたので、2人はベンチに座ってお話ししました。テニスの事や海の事などいろいろしゃべりました。
安希と幸加とレディースウェア 立松希惟 @karaai2859
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