第7話 幸加のお部屋で一枚巻布ドレス試着
さらに日がたって期末テストが終わった後の夏休み前に浅香安希はまた幸加のお部屋に行きました。幸加のお母様がいつものように麦茶を出してお買物に行きましたので幸加は、赤地の白抜模様の布を取り出しました。
「今日は一枚巻布ドレスを着てもらいます。私なら素肌に巻いて胸上で結べばドレスになりますが、安希ちゃんはお胸無いのでバンドウを付けてもらいます。紐無しのブラですので、この前のタンクトップと同じように足元から胸まで上げて着てね。ミニハンカチタオルもバンドウのカップ内にセットしてね。」幸加はそう言ってバンドウとミニハンカチタオルを出しました。
安希はシャツとズボンを脱いで、バンドウを胸まで上げて調整して、ミニハンカチタオルもバンドウのカップ内に入れて整えました。
「お胸できましたね。お次は一枚巻布ドレスです。上左端を胸上にして脇下でぐるっと巻きます。上右端と上左端をつまんで結んで胸上で止めたら出来上がりです。」幸加はそう言って、さっきの一枚布を安希に渡しました。安希は言われた通りに一枚布を巻いて両上端を胸上で結びました。一枚布は大きめでしたのできつくなく緩みもしませんでした。丈はふくらはぎ丈でした。
「可愛くなりましたね。安希ちゃん、これからも女の子同士みたいに仲良くしてね。」
幸加はそう言って安希に近づいてキスをしました。安希もお返しのキスをしました。
「もし良かったら、今度の日曜日に海浜公園にお出かけしませんか?途中で着替えて巻布ドレスデビューしましょう。」幸加は優しく言いました。安希も了解しました。
「それなら、着替えを入れる大きめのカバンを持ってきてね。巻布ドレスとバンドウとミニハンカチタオルは今日持って帰って、当日持って来てね。ワンピ用の小物はこちらで準備して当日持ってきます。」幸加はそう言ったので、安希も了解しました。
安希は着替えた後、幸加と待ち合わせの相談をしてお礼を言って帰りました。今日も夕日が輝いていました。
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