概要
「事件」か「事故」、どちらだったのか。
人とロボットが共存する世界。ある居酒屋で、ロボット店主と人間の従業員の遺体が発見されます。
それは事件だったのか、事故だったのか――ロボット刑事のDC‐1が辿り着いた答えは。
少しでもお楽しみいただければ幸いです。
それは事件だったのか、事故だったのか――ロボット刑事のDC‐1が辿り着いた答えは。
少しでもお楽しみいただければ幸いです。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!そういえばガンダムにも心があるよなぁって思いだした作品!←泣ける
ロボットが登場するのでSFというジャンルだと思いますけど、どちらかといえば魔法少女に必ずくっついている不思議生物のように、よくしゃべります。
ただ、ロボットに心があるということ、人によってはタブーかもしれないですが、思い出してほしい。
アムロが乗っていた初代のガンダムでさえ心があった。
シリーズが進むにつれて、ガンダムには搭乗者の心とリンクするようなシーンが多くみられる。
うん。ロボットに心があるのはデフォルトのような気がする。
それはともかく、最終話を読んだ時、自然と涙が流れるような美しく切ない幕引きでロボット云々とかではなく、作品の質というか、物語自体が素晴らしいので、ぜひみな…続きを読む - ★★★ Excellent!!!高度に発達したロボット社会。それがもたらす新たなる波紋
SFならではの面白さが、これでもかと凝縮された作品でした。
読み終えた後、「シンギュラリティ」なんて、いかにも頭の良さそうな単語をつい口にしてみたくなる、そんなテーマ性もあるのがとても面白かったです。
そうは言っても、小難しい感じは全然ありません。導入から物語の大筋に至るまで、難しい設定とか理屈などは登場せず、スルスルと物語に入っていけるのも作品の大きな魅力です。
ストーリーは、ロボットと人間が共存している未来の世界。そこで起こった殺人事件を二人の刑事が追うというもの。
刑事の内の片方はロボット。もう片方は人間というバディ。ロボットのAIは完璧なもので、人間とまったく変わらない…続きを読む