63年前の、小学校6年時の学校パワハラ。堺市に1円の賠償と謝罪を求めた裁判の行方は

医師の長男南埜正五郎がモンスターパワハラが原因で亡くなってしまい、当然、両親である我々夫婦も到底パワハラを是認できず争訟の提起に至る。が、ふと気づくと、63年前に正五郎の父親である筆者も卒業論集の記載でパワハラ被害を受けていたのだった。しかも現在にまで被害が続いていることを知ると、放置すべきではないと考え、堺市の教育委員会に対し提訴を決意。さて、裁判所はどのような判決を下すのであろうか。判決に至る過程の、筆者に降りかかった様々な出来事を語ることによって、パワハラは決して真新しい事象ではないことを知って貰い、また病院絡みの事件事故においては、いかにウソの横行があるかを読者に伝えることを目的とした、筆者の反撃的自伝作品。