美しくも血なまぐさい、剣と魔法の世界

傭兵ととある少女が出会うところから、物語は始まる。

まるでベルセルクの黄金時代を彷彿とさせる、文字から鉄と血の匂いが読者に伝わるような文章力には、脱帽します。

しかしながら、本作はダークエルフなどの異種族も出てくる、ファンタジー世界。でありながら、魔法一辺倒ではなく、きちんと剣戟も見せ場がある。

強大な帝国を相手に、主人公たちはどう立ち向かっていくのか。続きが気になる一作です。