いつもの道。夕暮れの墓地。そして、どこにでもある眼鏡。そんな身近なものばかりなのに、少しずつ漂い始める違和感に、気づけば完全に惹き込まれていました。特に、黄昏の景色や風、音まで感じられる描写が、不穏な空気をじわじわと濃くしていくのがたまりません。短い一編なのに、読後にはしっかりとした怖さが残ります。怖いのに目を逸らせない――。真夏の夜にぴったりの怪談でした。……そしてこれからも、道端で「こんなのあったっけ?」と思う地蔵を見つけても、むやみに近づいたり、触ったりするのは控えよう……と思います🤣💦
奇妙な石仏、置き去りにされた人形は見かけたことがある。 風雨に晒され、古び、でも朽ちるまでは至らない。なんだろう、そこにあるだけで、なんだか怖い、違う世界への入り口のようなたたずまい。 通り過ぎればいいのに、足が止まる。 ほら、言わんこっちゃない。 でも、やっちゃうよね。【レビューコンテスト応募】
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