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概要

ベイル不動産?あのおかしな連中か。あいつらは普通の不動産屋じゃない
『一つ. 引き受けた依頼は完遂するべし
 二つ. 顧客の求める条件は最上級のもので応えるべし
 三つ. そのために手段を選ぶな』

これはリンド王国、王都の一角に事務所を構える一介の不動産屋を自称する集団『ベイル不動産』のモットーである。

なぜ自称するという表現になるのかと問われれば、周囲からの評判は異なるからだ。
その事務所のことを知る者に尋ねて返ってきた答えは表現の差こそあれど意味は変わらず、『お前たちが一般的な不動産屋なわけがない』これに尽きる。

求められる調度品の素材が足りなければそれが最難関ダンジョン産であろうと入手し、ペットに珍しい生物を一緒に飼いたいと言われれば世界各地の秘境を探し回る。

依頼を引き受けさえしてくれればどんなものでも叶えるからこそ評判は高い。

これはそん…続きを読む
  • 完結済1
  • 1,830文字
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