概要
〈永遠〉に呪われた世界で、正しき〈終焉〉を望む物語
【毎週水曜日 更新】
〈永遠〉を約束する聖教国ソテルによって席巻された世界。
選ばれた者が〈天使〉として不死に近い命を与えられる一方で、選ばれなかった者は死後邪悪な怪物として蘇る〈忌還の呪い〉を恐れながら生きていた。
ソテルに選ばれ〈天使〉となったエレミア・ラーナは、理想の聖職者を演じつつも、不条理な世界のありように怒りと諦めを抱き、日々を送っていた。
そんななか、エレミアは世界を終わらせる存在――仇世主を名乗る少女フィーネと出会う。
世界に倦んだ聖職者エレミアと、世界を終わらせる少女フィーネ。
交わるはずのない二人が交わるとき、終わらぬ世界に叛逆の炎が燃え上がる。
此処に語るは、永遠を拒み、終焉を望む物語。
登場人物早見表:
〈永遠〉を約束する聖教国ソテルによって席巻された世界。
選ばれた者が〈天使〉として不死に近い命を与えられる一方で、選ばれなかった者は死後邪悪な怪物として蘇る〈忌還の呪い〉を恐れながら生きていた。
ソテルに選ばれ〈天使〉となったエレミア・ラーナは、理想の聖職者を演じつつも、不条理な世界のありように怒りと諦めを抱き、日々を送っていた。
そんななか、エレミアは世界を終わらせる存在――仇世主を名乗る少女フィーネと出会う。
世界に倦んだ聖職者エレミアと、世界を終わらせる少女フィーネ。
交わるはずのない二人が交わるとき、終わらぬ世界に叛逆の炎が燃え上がる。
此処に語るは、永遠を拒み、終焉を望む物語。
登場人物早見表:
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!罪と世界とに立ち向かう、炎の生き様
エレミア・ラーナは炎である。
彼女の聖術は炎である。
それは忌まわしきものを灼き滅ぼす武器であり、最愛の妹を灼き滅ぼした罪でもある。
彼女の営みは炎である。
闇を払い、弱きものに寄り添い、迷えるものを導く。同時に、猛り燃え盛り、自らを燃やし尽くす断罪を求めて彷徨っている。
そして、彼女の怒りもまた、炎であった。
自らを呪い、運命を呪い、その手よりこぼれ落ちていったものを悼むように、その苛烈な炎が世界へ突きつけられようとしている。
エレミア・ラーナは揺れ惑う炎のように矛盾を孕み、また、彼女の道程には薪としてくべられた愛する者たちの灰塵が、静かに降り積もっている。その絶望たるや、喉を灼く…続きを読む - ★★★ Excellent!!!永遠が〝常態〟であることの真理
〝永遠〟
この言葉を目にした時、あるいは耳にした時、多くの場合、多くの人が、決して手に入れることのできないその〝在り方〟を羨望する。
世に語られてきた数多の物語が、帰結するべき理想にこの〝永遠〟というものを据え置いてきたという歴史が、その証左になるだろう。
え?
マジで?
ホントにそー思ってんの?
いやいやいやいやwww
この物語の核心は、この問いに集約される。
(と、おぢさんは勝手に思ってる)
例えば、桜。
春、狂ったようにあちこちに咲き乱れるあの美しさが、ほんの数週間で終わることなく、定常的な景観となった時、私たちは今と同じように、あの狂騒的な桃色に感動できるのだろうか…続きを読む