3-8 昇天の儀(2)への応援コメント
標を3度突く、そして花開き、神秘的な球体がその姿を現す。聖堂の雰囲気も合わさって、まさにその神秘さを感じられるような場面で、圧倒されました。実際の教会のことはあまりしりませんが、きっとこんな感じで厳かで静謐で、神秘的な場所なのだろうと頭の中に浮かびました。聖堂での決まっているセリフもとても素敵で、神秘的な感じをより一層醸し出して、自分の心までその神秘に触れているようでした。
ベアトリスが標に選ばれる瞬間、光り輝く瞬間も神秘的でとても好きです。神秘さがとても丁寧に書かれているなと思いました。
ベアトリスにエミリアが一瞬微笑んだことは彼女の優しさ、温かさが感じられるようでとても好きでした。
この一文はまさにエミリアの思いを象徴するような一文だなと感じられて、胸に響きました。
『その営みが無意味であろうはずはない。』
作者からの返信
ソテルはキリスト教をイメージしつつもそれとはまた異なる宗教という感じで、このあたりの典礼シーンは頭を捻りながら書いていたものです。
なので、お褒めいただけると嬉しいですね。
エレミアの優しい部分が出てきつつも、やはり選ばれる者とそうでない者とが出て来てしまうのがこの儀式です。
だからといって選ばれなくても無意味ではないという物語を外挿するエレミアは、宗教者としてはどうなのか分かりませんが、人としてはやはり慈悲深いのかなと。
3-7 昇天の儀(1)への応援コメント
エレミアにかける院長の言葉がとても好きです。食べたいということは生きたい、楽しみたいということ。これまで自らの幸福に興味がなさそうに見えるエレミアにとって、意味のある大事な言葉なのかなと思います。
フィーネが生まれる子供の名を考えるほどにエレミアから影響を受けていると思うと、なんだか嬉しくなりますね。エレミアの心が変わっていくからでもあるのかなと思いました。
作者からの返信
エレミアの周囲の人間はエレミアの幸せについていろいろ考えているんですが、どうにも本人にそのあたりの自覚が薄すぎ…。
一方でフィーネはエレミアから良い影響を受けて変化しているので、そのあたり対照的な感じで進んでいっています。
それでいいのか、主人公。
5-11 わたしたちの選ぶ道への応援コメント
無事目覚めたトワコ、結構割り切ってる人なのか?と思わされました。
もっと大きな喪失があったのか、なかなか見えてこないトワコの目標がかなり大きかったり?などと考えてしまいます。
まだ、つかみどころがない人物ではあります。
そう思うと、エレミアの物語がここで公にされることで、やがてトワコの物語が改めて明らかになるのだろうか。
そういう期待があります。
人それぞれの物語が合流して新たな物語を生んでいくのかなと。
そう思うと序盤からエレミアの目的も随分変わっていますし、ここから語られることで、物語は新しいフェーズに入っていくのかなと思います。
作者からの返信
トワコについて本格的にバックボーンが語られるのはまだまだ先の話になりますが、基本的にショックを受けたり悲しんだりしていることを外に出さないタイプなんですよね。
このあたり、4章でエレミアに袖にされてショックな内心を完全に偽装してたつもりなのに、フィーネに看破されていた(あれはチートみたいなものなのでしょうがないですが)のを驚いていたことに繋がってます。
まあ、あんまり言うとネタバレなので、今後の楽しみに…
エレミアは最近流行りの最初から目的がハッキリしてる系のキャラではありませんが、第1部の最後には明確な目的が設定されます。
そこに至るまでの道のりもそろそろ終わりに近づきつつありますが、今後ともお付き合いいただければ幸いです。
5-11 わたしたちの選ぶ道への応援コメント
トワコが無事に目を覚ましてくれてよかったです!
「すべての生死に責任を持つなんてのは、人一人の身に余る」というヴァイスの言葉は、きっと彼自身もそうやって自分に言い聞かせてきたことなんだろうなと思いました。
コルヴィンの明るい言葉も、彼のことを知った今では、そこに込められた気遣いを感じます。
そして、エレミアがついに自身のことを打ち明ける……!
「わたしに道をくれたのは、いつだって誰かと交わした言葉でした」という台詞がとても好きです。
まだ話し始める前なのに、あのエレミアがここまで来たんだと思うと、もう胸が熱くなってきました。
作者からの返信
無事にトワコが目を覚まして、ヴァイスも機嫌が良さそうです。
ぶっきらぼうな言い回しの中にも、自分の経験に即した優しさが滲んでいるのかも。
わりと普段通りの感じに戻ったコルヴィンですが、コレまでの積み重ねで味が出ているようでよかったです。ふざけてなければ気遣いもできる男…。
次回はいよいよエレミアの告白回です。
水瀬さんが気に入ってくれたセリフ、実際これまでのエレミアはずっとそうで、自分の中で悶々としてるよりも誰かと話すことで解決してきたことばかりなんですよね。
それにようやく本人も思い至ったあたり、成長と言えるかも。
胸の高鳴りに答えられるよう、次回も頑張っていきます。
3-6 交わした約束、忘れることなくへの応援コメント
フィーネの選んだ愛も背負って、エレミアは自分の愛を選んでもがこうとしているんですね。そんなエレミアのことを応援したくなります。
作者からの返信
エレミアがフィーネを受け入れ、もしかしたら手を取り合えるのではないかという希望が生まれるエピソードでした。
もがき続けるエレミアに、幸福な明日はあるのか。
今後とも応援していただければ幸いです。
3-5 されど炎は燃え尽きずへの応援コメント
クロエの思いを受け取って、エレミアはまだ燃え続けようとする。読んでいて、ぎゅっと胸締め付けられる思いでした。ここから、エレミアは多くの辛いことを乗り越えていくのだなと思いました。
司祭の思い出話をしながら、お茶とお菓子を食べるエレミア。そんな彼女を見ると、胸がいっぱいになります。彼女が人間として成長していくと思うと、これから進む彼女の道が拓けていることを祈るばかりです。
作者からの返信
コメントありがとうございます、そしてお久しぶりです!
この場面はエレミアの再起と共に「なにによって彼女は救われうるのか」というのが示された場面だなと思います。
その後の、ファーンの昔話をしながらお茶やお菓子をいただくシーンもそうですね。
エレミアの成長を感じ、この先の平穏を祈っていただけて、作者としても嬉しいです。
よろしければ、引き続きお楽しみくださいませ。
5-10 だとしても、明日を(2)への応援コメント
どこか自傷的な考え方を持ち続けてきたエレミアに、コルヴィンの言葉が響いたところで胸が熱くなりました。コルヴィンもきっと、そういう経験を重ねてきて、贖罪の気持ちもあるから、二人には何か通じるものがあるのかもしれませんね。
亡くなった人のことを「仕方なかった」で済ませないところが、この作品の好きなところです。ただ、その死を背負って自分を責め続けるのでもなく、ちゃんと覚えているために、生きていてほしい。
ジュードがこの世にいた証がなくなってしまったという言葉も切なくて……。覚えている人までいなくなったら、その人の存在はどうなるんだろう。人は忘れられたときに、本当に死んでしまうのかもしれない、と考えさせられました。
軽佻浮薄な印象だったコルヴィンが、こんなふうにエレミアの心を支える存在になるとは、登場した頃には想像していませんでした。このシーンは二回読みました。
作者からの返信
コルヴィンの過去、いずれより詳細に語られる時が来るはずですが、エレミアと通じる部分が結構あるんですよね。そして、キャラ紹介では伏せられていた彼の望みも。
容赦ない感じのダークファンタジーではありますが、それゆえに人の生き死にに対しては相応の重みがいるのかなと考えています。
命が軽いからこそ、命を軽く扱うべきではないと考える人間を描きたいとでも言えばいいでしょうか。
死んだ人間のことを覚えておく者がいる、その継承が一種の救い(報い)になるというのは、ソテルが目指す〈永遠〉とは逆の概念に近いので、元は欺瞞から出た言葉であっても、エレミアにとってここで同じような言葉が返ってきたことは救いだったかもしれないですね。
コルヴィンは良いキャラに育ちました。
2回も読んでくれるほどなのですから、彼も本望でしょう。でも肝心のエレミアを撃墜できる日が来る可能性は極めて低いので、うん、はい。
5-10 だとしても、明日を(2)への応援コメント
今回のエピソードも引き続きいいお話でした。
この章が始まった頃には想像もできなかった展開です。
ただ通り過ぎていくだけの存在と思っていた、ジュードとコルヴィンが、ここまでエレミアを人に留めておこうとするきっかけになろうとは。
コルヴィンとすれば、天使という言葉を使うことにも、思うところは大きそうですが、それでも一人間としてエレミアにかける言葉は思いやりの含まれたもので良かったです。
これからのエレミアたちの旅路に光がさしたような気がしてなりません。
作者からの返信
いつもコメントありがとうございます!
第4章、第5章と続いてきたウルラージ大商団編ですが、作者的にも当初の想定よりキャラが生き生きと育っている感じがして手応えを覚えています。
特にコルヴィンは半分ぐらいモブだったはずなのに、かなり勝手に動いてくれて「こいつ…」と思いつつも、結果としては良かったのかなと。
エレミアには教え諭してくれるような相手より、こういう相手のほうが逆に得る物が多いのかもしれません。
そして、コルヴィン的に〈天使〉に良い思い出はまったくないのですが、それはそれとして、エレミアを一人の人間として評価しているようです。
溶暗した舞台はふたたび明転するのか。
今後ともぜひご期待下さい。
5-9 だとしても、明日を(1)への応援コメント
生き残った人たちのやるせなさや辛さが、じわじわ伝わってきました。墓を暴くかのような雨や、葬列のような帰りの列も目に浮かんできて……。
コルヴィンの過去が垣間見えて、その軽さの奥に隠れた喪失を感じました。エレミアを見てどうしてそう思ったのかな、とか、なくなった人に似ているのかな、とかいろいろ想像しました。
ジュードは本当に残念で、「先に死に場所を見つけてしまった」という言い方も胸にきました。コルヴィンと隊長のあいだに流れる友の雰囲気もよかったです。
戦いのあと、残された人たちがどう過ごすのか、読んでいるうちにその場にいるような気持ちになりました。辛さを抱えたまま、それでもまだやらねばならない人たちの姿が、痛いぐらい伝わってきました。
作者からの返信
情景から立ち上る雰囲気を感情の動きに乗せて"画"を作るという営み、それなりに大切にしているつもりなので、評価していただけて嬉しいです。
コルヴィンは軽くて浅い男を演(や)り過ぎたおかげで本当に軽佻浮薄になっている部分もあるのですが、もともとはこんな感じの人間ではなかったようです。
そのあたりはいろいろと想像しつつ、いずれ彼の過去が詳しく語られる時を待っていただければなと思います。
ジュードは生き残ってさえいれば、真の意味で前向きになれる素地はあったので、作者としても残念です。
ヴァイスとコルヴィンの友情部分は軽くではありますが、ここで書いておきたかった内容でした。こちらについても、いずれ深掘りされる…かも。
悲しみの降り積もる中で、ここからエレミアはどう動くのか。
楽しみに次回をお待ちくださいませ。
5-9 だとしても、明日を(1)への応援コメント
この物語の中で、男と男の会話がメインのエピソードって珍しいですよね。
その分心に残るお話でありました。
多くの仲間も失った、守るべきものを守れなかった彼らにとって、この時間は今までの自分を顧みる時間でもあったのでしょうね。
コルヴィンも影のある人生を送ってきたというのがわかって、深みを増しました。
ダチとして付き合わせろはよかったです。
ここからの旅を続けることができるのかどうか。
ことの行方を見守りたいと思います。
作者からの返信
たしかに言われてみれば、メインキャラが女性ばっかりなので、男性メインで進むエピソードがあんまりないですね。
強いて言うならカシウス側のエピソードがありますが、あっちは敵なので。
彼らも傭兵という生き方をしているので、過去には色々と失い傷つきもしてきたことでしょう。それでも、ヴァイスが内心で言っていたように慣れるということは難しいのかもしれません。
コルヴィンは書いているうちにどんどん深みが出て来たキャラで、それに応じてヴァイスも良い感じになってきましたね。原案ではもっと無愛想で本心が分からないキャラでした。
章題のとおり、商団との旅は遠からず終わりを迎えますが、それがどういった形になるのか、続きにご期待いただければ幸いです。
5-8 そして世界に報いるものへの応援コメント
エレミアはフィーネの力を受け継いでいたんですね。勘の良い読者なら早い段階で気づいたかもしれませんが、私は今回のお話を読むまで気づきませんでした。
裁くべき人間だけを燃やす炎…読者としては格好良いと思う一方で、炎に飲まれそうになるエレミアの危うさにヒヤリとしてしまいます。彼女は外敵だけでなく、内側に宿った力とも戦っていく必要があるのですね。
そして今回、ガルガドスがしぶとく生き残った件については、(かなり顰蹙を買うかもしれませんが)、ちょっぴり喜んでいる自分がいたりします。
ガルガドスには光帝やカシウスのような超人的な怖さはありませんが、彼は俗っぽい分、
「彼と同じような境遇に置かれたら、似たように考えたり、行動したりしてしまうんじゃないか」と、読者(私)に思わせる成分があります。
光帝やカシウスが放つものとは違うベクトルの怖さがあって、自分はそこが気に入ってるんだなと最近気づきました。彼がどんな展開を見せるのか、エレミアの今後と同様に楽しみにさせて頂きます!
作者からの返信
エレミアは長らく自分自身と戦ってきた人間で、ここにきて極めて具体的な力という形で内なる敵が現われた感じがします。
降って湧いた強大な力に呑まれないよう抗うというのは古典的プロットですが、エレミアの場合、自分で自分を裁くことが最も根源的な欲望であり、〈応報〉の行き着く先はその実現なので、単身での抵抗は困難かもしれません。
ガルガドスはテンプレ悪役と言えばまあそうなんですが、そのガサツそうな言動に比してわりと繊細で臆病な心を持った男です。
だから自分の悪行に対して「今度はこっちの番だから」みたいな理由を求めてしまう。
まあ彼らも世界の構造の被害者であるという点は否定しきれなくはあるんですよね。たとえば現代日本に生きていれば、ガルガドス一味の大半はまっとうな道を歩んでいたでしょうし。
さて、どう考えても覚醒した主人公にボコボコにされて退場するようにしか思えない流れから奇跡の生還を果たした彼が、ここからどう関わってくるのか。是非ご期待下さい。
5-8 そして世界に報いるものへの応援コメント
激動の1話でした。
そういったエピソードを求め追いかけていました。
読者としてその筆致の精密さ、壮絶さをを味わって充足感を得られています。
エレミアが自らを理と表現したときに感じた悪い予感が、この物語を一層彩ることになりそうです。
しかし商団はかなりの人員を失い、どれだけが犠牲となったのか。
フィーネが来なければ、エレミアはより一層燃え盛ったのでしょうが、人なりの理性を取り戻したこれからが、エレミアの正念場という感じがします。
ひとまずトワコの無事を祈りたいところです。
作者からの返信
このエピソードはわりと大きな動きのある内容なので、楽しんでいただけたようで良かったです。
悪い予感はまさしく当たっていました。二人でダブル仇世主体制になったのは、心強いというよりも問題が増えた感が大きいですね。
商団の被害のほどは次回で触れられることになります。壊滅したエンベールと比べれば残るものはありましたが、それでも大きな喪失であることに変わりはないでしょう。
フィーネに引き留められはしたものの、またひとつ心の箍が外れてしまったエレミアは、この正念場をどう乗り切るのか。そして、トワコの安否は。
次回に乞うご期待!
5-8 そして世界に報いるものへの応援コメント
焼き尽くす炎、怖いですね…。
フィーネがエレミアを蘇らせたときに、仇世主の力もエレミアへ流れ込んでいたんですね!赤い声の正体には気づけてなかったので、はっとしました。
フィーネが「お姉さん」と引き止めるところで、ちょっとぐっときてしまいました。エレミアが人に戻れてよかった…。トワコの状態も気になります。
仇世主という存在もどうやって生まれたのかとか隠された謎がきになってます。それにしてもガルガドス、あれだけ焼かれても生き延びるとは、本当の悪党ほど、やっぱりしぶといものですね。
作者からの返信
エレミアの正気度が削られると、どんどん炎そのものに近づいていくので、今回はフィーネが引き留めてくれて良かったです。
もし引き留めていなければどうなったかは…まあ、少なくとも良い結果にはならなかったことでしょう。
仇世主とはなんなのか。そのあたりは今後少しずつ触れられて行きますので、ぜひご期待下さい。
そして、想像以上のしぶとさを見せつけて生き長らえたガルガドス。
彼に捲土重来の時はやってくるのか。それとも単なる悪あがきだったのか。そのあたりも、今後の見どころになるかもしれません。
編集済
5-7 祈れ、願え、そして――への応援コメント
すごい回でしたー。思わず二度読みしちゃいました。
ジュードくんの人生のところは切なくて悲しかったです。なんとなく予感はしていたんですが、だめでしたか……(T . T)
エレミアが覚醒するところがとてもドキドキしました。「赤く、朱く、緋く、紅く、赫く」という炎の色の描写や、赤い声など、ほんとかっこいい。
報われるべき人が報われず、強き者が弱き者を蹂躙し、死ぬべきでない人が死んでしまう。このどうしようもない悲しみが怒りになり、エレミアの危うい覚醒へとつながっていく。
ところで、行里さんの文章がほんと好きです……!
ガルガドスをやっつけてくれ! と思うけど、この覚醒がエレミアをどう導くのか――。
正座して次を待ちます!
作者からの返信
ジュードは短いながらもかなり壮絶な人生を送ってきましたが、周囲にはなかなかそうとは悟らせない人間なので、商団の人たちや傭兵隊の中でさえ、彼の過去を知る者はほとんどいなかったようです。
生きていればやがて過去を振り切ることはできたでしょうが、残念ながら…
エレミアの覚醒はイメージ的にはカッコ良いですが、あまり安心して見ていられる状況ではなく、ご指摘のとおり危うい覚醒と言って差し支えありません。
この覚醒はいったいなんなのか。何が起こるのか。
そのあたりは、次回のお楽しみということで。
文章を好きと言ってくださってありがとうございます。
ネット小説なのでまあどうせ読み飛ばされるだろうなみたいな感覚もなきにしもあらずですが、それでも一文一文手を抜かずに書き綴った甲斐があるというものです。
ガルガドスも最初の威勢はどこへやら、教室の隅で震える子供みたいになってしまいましたが、まだ粘る可能性もなきにしもあらず。
ぜひ次回にもご期待ください。
5-7 祈れ、願え、そして――への応援コメント
風雲急を告ぐ展開ですね。
エレミアがどこか、世界から一皮剥けてしまったという感じがします。
頼もしいというよりは、恐ろしい変化のように感じてしまいます。
正しいことには違いはないのですが。
この先エレミアの変化がどうなるのか楽しみです。
ジュードのことは残念です。もっと長く生きていれば、死生観も変わったかもしれないのに。
今際の際にも出てくるコルヴィン、彼にとっては家族の一人のような、特別な存在だった訳ですね。
作者からの返信
覚醒してスカっと勝利し終了、ということにはならなそうな感じですね。
正しくとも肯定はしがたいような、そんな変化かもしれません。
ジュードは残念ながらこのようになりました。
仰るとおり、生き残っていればわりと前向きになっていくタイプで、ある意味たくましい人間ではあったので、ここで終わりさえしなければ…。
ジュードはコルヴィンのことをちょっとディスってましたが、それだけ気安く接することのできる相手ということでもありました。実際、ジュードに与えられるべき言葉はコルヴィンの言っていたこととほぼイコールなので、いろいろと惜しかったです。
5-6 トワコ・イストワールへの応援コメント
トワコが漂わせていた余裕は、かつて力の強い魔術師であった頃に身についたものなのでしょうか。
今は苦しそうですが、魔術の力は聖術に劣らぬ強力なものみたいですね。
何故に力を失ったのか、その辺りがとても気になります。
ナユちゃんのことも。
ここにエレミアやヴァイスがどう合流してこられるのか。
来られたとして、ガルガドスとの間の力量のさにも興味が湧いてきます。
ジュードくんの決死の行動が、甲斐があるものであればいいなと思います。
作者からの返信
そのとおりで、トワコが妙に肝が据わっていたのは、いまは力の大部分を失っているとはいえ、自分も戦える人だったからなんですよね。
加えて、エレミアの実力をかなり的確に見抜いていたのも、それゆえのことでしょう。
少し前にエレミアとの会話で指摘されていたように、聖術と魔術は本質的には大きく違わないものなので、あとは行使する人間の力次第という感じです。
そして、力を失ってなおガルガドスに大きなダメージを与えたトワコの実力は相当なものだったはず。
その力を、かつてはナユちゃんのために使っていたのかもしれません。
危機的な状況ですが、エレミアやヴァイスがどうにかしてくれるのか。
ガルガドスはエンジョイ&エキサイティングできるのか。
ジュードはここから入れる保険があるのか。
ぜひ続きにご期待ください。
5-6 トワコ・イストワールへの応援コメント
トワコは戦える人だったんですか!これまでの話の流れから、色々と背景のありそうなキャラクターだとは思っていましたが、これは全く予想外でした。
「誓剣」という文言からは、彼女が複雑な事情を抱えた魔術士であることが分かります。彼女の詳しい背景がものすごく気になります!
作者からの返信
トワコはまだまだ語られていないバックボーンがあり、それはおそらく将来的なストーリーに大きく影響してきそうな気がします。
そしてそんな彼女は、いまはもっぱら頭脳労働者ですが、戦える人でもありました。
じゃあ以前はどういう立場で誰のために何と戦っていたのか。それはいずれ明かされる時が来るでしょう…。
誓剣、すなわち誓約の武器はエンパイアにおける聖剣みたいなものなのですが、読んで字のごとく振るうためにはなんらかの誓約が必要のようです。
その背景も物語が続けばいずれつまびらかになると思われます。
5-6 トワコ・イストワールへの応援コメント
トワコは魔術士だったんですね!
でも力を使うのには代償があるようで、その理由も過去もさっそく気になってます。
魔術士の誓剣、かっこいいですね! 風を操って跳躍したり。氷に雷に、いろんな魔術が使えるんですね。
でもガルガドス強くて怖い。あれだけの魔術を受けても倒れないし。
最後に飛び込んできたの、そんな、まさかのジュードくん?
密かに好感を持ってたので死んでほしくない……!
作者からの返信
トワコは色々な理由により本来のように力を行使できなくなっているのですが、以前は相当な実力を持っていたようです。
戦い方も結構手慣れているし、戦ってないときもわりと妥当な戦況分析をしてもいたので、一兵卒とかではなかったのかもしれません。
ガルガドスはゲスでバカだけど強いのは間違いなく強いんですよね。
こいつだけ野盗の中で頭三つぐらい抜けてる実力で、正しい道を進んでいれば本人が欲しかった名誉やらなんやらも普通に手に入っていた気がします。
ジュードは出番は少ないながら自分としても気に入っていたので、ここから起死回生があるのか、気になりますね。生き残ってくれ。
5-5 陥穽への応援コメント
集団戦のダイナミックさが伝わってきて、すごく良かったです。
覗き込むのも恐ろしいほどの断崖絶壁の上で、末端まで待ち伏せされて、包囲されてる絶望感がいいです。
しかも敵はマジックアイテム持ち。
天使といえどワンサイドゲームで無くなってしまう、この危機感がたまりません。
ヴァイス、コルヴィンの息のあった攻撃ですが、やっぱりコルヴィンに意外性がありすぎて面白いです。
まさに絶体絶命の状況からどう逆転していけるのか?
フィーネとベルナデッタは守り切れるのか。
フィーネは自力でなんとかしそうな雰囲気はありますが、そうなるにしても厄介な話にもなりそうで、次回楽しみにしています。
作者からの返信
なんだかんでで過去の戦闘はほぼ1対多でしたが、今回は味方側も戦闘員が沢山いるので、いままでにない感じになっています。
味方も多いですが、守るものも多く、状況は非常に不利。しかも敵は怪しげな武具を持っているので、一筋縄ではいかないことでしょう。
ヴァイスとコルヴィンは前章とは打って変わって相棒感を出してきてます。
コルヴィンは普段はああですが、いろいろとあった男で、まだ意外な側面を秘めているかもしれません。
エレミアやヴァイスたちと違って、フィーネとベルナデッタ、そしてトワコにとってはこの襲撃はかなりの脅威になりそうです。
ここからどうなっていくのか、ぜひご期待ください。
5-5 陥穽への応援コメント
崖を一気に駆け上がっていくエレミア、かっこよかったです!
馬が暴れたり、人が谷へ落ちたり、賭けでひと儲けしていた青年が命を落としたり……商団がどんどん混乱していく感じも、ざわめきや悲鳴が聞こえてくるようですごく臨場感がありました。
そんな中でヴァイスとコルヴィンの息の合った戦いとやり取りもよいですね。
最後、安全なところへ逃げていると思っていたのに、罠に追い込まれていたなんて……!
作者からの返信
読者的にはかっこよく、野盗の人たち的には心臓が飛び出そうだったろうなと思います。熊から木に登って逃げたら普通に這い上がってきたみたいな。
一方、商団本体は敵の攻撃で大変な模様です。このあいだ賭けに勝った人があっさりとお亡くなりになっていたの、禍福はあざなえる縄のごとしというやつかもしれません。
ヴァイスとコルヴィンはまだ語られていない過去や因縁がいろいろあるんですが、ひとまずは滲み出るものをお楽しみいただければと思います。
彼らのことがより深く語られるのはいつになることか…。
サブタイトルのとおり今回は罠に嵌められる回でした。
ここから逆転を期待したいところですが、さて…。
5-4 溶暗への応援コメント
商団全体が罠にかかってしまったという、ピンチがやってきました。
エレミアとしては、今まで以上に頼りになる仲間がいて、これまでの戦いとは違った趣になりそうで楽しみです。
これだけの規模になるならば、聖術を持ってしてもすぐに戦況が動くということもなさそうですが、射手を倒すというエレミアの素早い判断は、全体に与える影響が大きそうですね。
ある程度後方にいるつもりの射手が、天使を相手に回す心の切り替えができるのかどうか。
戦いの行方を楽しみにしています。
コルヴィンの存在感、かなり出てきました。
良い方に。ヴァイスからの信頼も厚そうです。
腕としては中位でも、その場の頭が切れる方なのか。
何度もおんなじ話をするの、ちょっとおっちゃんぽいですけど、きっと彼なりの落ち着き方なんでしょうね。
活躍を楽しみにしています。
作者からの返信
いままでエレミアが戦ってきた状況とは今回かなり違うんですよね。味方も多いけど、守るべき者も桁違いに多い。一人で全部なんとかできるわけもないですが、背中を任せられる人間の数が多いのはプラスに働くか。
一方で、敵側の質もこれまでとはかなり違いますね。個々は忌還者や聖絶騎士団に及ばず弱いけど、ともかく数が多そうです。
コルヴィンはにわかに存在感が出て来たと思います。
軟派野郎なのは変わりないですが、なんだかんだと周囲に愛されてはいるようです。
そして過去に拘る男なので、つい同じ話を何度もしてしまう模様。まだ30いってないのに…
次回は彼もちょっと活躍する予定です。お楽しみに。
5-4 溶暗への応援コメント
コルヴィンって軽いけど、やっぱりなんだかいいですよね。「死んだら終わり。でも生きてりゃ先がある」って、本当にその通りだなあと。ジュードを気遣う先輩の顔も見られて嬉しかったです。
エレミアが隊のみんなから憧れられている感じもよかったです。美人で強くて頼りになるんだから、それはそうですよね。
やっとフィーネがエレミアに話そうとしたのに、ここで敵襲が……! 二人が無事に、今度こそ話せるといいな。この敵はいったい何者で、どれほどの相手なのか。続きが気になります。なんとか撃退してほしいです。
作者からの返信
コルヴィンは枯れ葉よりも軽い男ですが、一方で軽くはない過去もあるような、ないような感じです。だからこそと件の発現なのかもしれませんね。もちろん、後輩をかわいがってるのもあるでしょうが。
エレミアはエンベールではともかく商団では権威補正が働いてない分、気安い感じもありそうです。でも本人にやや天然なところがあるので、勘違いされたりしていることもあるかもしれません。
重要なことを話そうとして邪魔が入るのは王道ですが、果たして二人は隠しているものを晒しあえるのか。
続きにもぜひご期待ください。
5-3 終わりを見据えて(2)への応援コメント
本来のフィーネ、と言うべきでしょうか。彼女が登場するのは久しぶりですね。
「ワタシ」との対話は、忘れている使命を思い出させるようで……。
夢を見続け、忘れたままでいることでは、エレミアの未来を変えられない。
フィーネはきっと目覚めなければならない。それが、どれほど苦しいことだったとしても。「もう夢は十分見ただろう。目覚めの時だ」という一言が頭に残ります。
その後のエレミアの静かな決意にも胸を揺さぶられました。
ヴァイスやトワコと出会い、子どもたちに教え、傭兵たちを指導する。人と関わる中で、エレミアは本来の明るさや希望を取り戻したように見えました。
そうやって心が満たされたあとに生まれたのが、自棄でも自罰でもなく、「最後に残された純粋な願い」なんだというのが泣けてきて……。
「わたしのすべては、きっとこのためにあったのね」
この言葉と、エレミアの静かな決意が胸にきました。
どうか二人で対話して、光帝、ソテル、カシウスに立ち向かう力を、と願ってしまいます。
作者からの返信
慌てて登場したという噂もある真フィーネですが、いままでずっと沈黙していたわけではなく、こうして現フィーネの意識に語りかける行為自体はこれまでもしていたと思われます。それがいまようやく通じたという感じでしょうか。
エレミアの決意は純粋でありつつも、それゆえの危うさも感じられます。
本当にこのまま突き進んでいいのか。少なくとも、このまま突き進んだ先にあるものは、フィーネの望む結末ではなさそうです。
光帝もソテルもカシウスも、あまりにも高すぎる壁。
二人が真に通じ合うことなくして打倒は難しそうですが、さて…
5-3 終わりを見据えて(2)への応援コメント
この節のタイトル、終わりを見据えて、とは何なのか?
と思っていましたが、いろんな意味がありそうですね。
エレミアとフィーネの今の関係の終わりだとか、エレミアの目的の先に待つ命の終わり、フィーネが最終的に目指す終わりなど。
でもエレミアの目指す終わりは、フィーネの望むところではないのだと思うと、これからの物語の行方が楽しみになります。
より複雑な関係がこれから待っているのか、どっちがその主導権を握るのか。
この商団編の比較的明るい展開の先に何が待っているのでしょうか。
楽しみにしています。
作者からの返信
仰るとおり、このエピソードと前のエピソードはいろいろな意味での「終わり」を見据える内容でした。
そして、エレミアの目指すものはフィーネが望むものとは明確に違う。そのあたりがこの章でのキーになってくるのかもしれません。
第4章では荒涼とした導入から、段々と人が集まって賑やかになってきましたが、この章ではそうとばかりもいかなくなることでしょう。
続く展開をぜひお楽しみください。
5-2 終わりを見据えて(1)への応援コメント
聖絶騎士とやり合ったなどと、いやでも詮索したくなる話をしちゃうんですね。
それだけソテルとの対立をはっきりさせておきたいのか。
エレミアの口から武勇伝という感じはしませんからね。
相当やってるな、というのはかなり軽く流してはいるんでしょうね。
単に聞かれたことを素直に口にしてるだけかもしれませんが。
ヴァイスにとってはエレミアは、だいぶ頼りにしていますよね。
教育係をって、適性を見ているんでしょうが、結構なミッションですね。
悪い意味で社交性のある人って、今でもまだエレミアに対して悪い意味の社交性を持ち合わせているのかどうか。
新入りには声をかけてしまうのか。
気になるところです。
作者からの返信
エレミア的には「聞かれたから答えるか…まあさすがにフィーネの話はなしで」ぐらいの感じのようです。
でもい、いやソテルからは抜けてるんでアピールを重ねたかったという深層心理もあったかもしれませんね。
ヴァイス的には結構エレミアを買っています。
実力もそうですが、あえて聖術を使わなかったところを気に入っているようです。優しさを評価しているというより、実力をセーブした上でここまでやれるんだという実利的な評価のほうが大きそうですが。
悪い意味で社交性のある人は、まだ悪い意味での社交性はもっているようです。
新入りとも絡みがあるかも?
5-2 終わりを見据えて(1)への応援コメント
ヴァイスとエレミアの会話いいですね。「拝み屋」って言い方とかも、ヴァイスらしさが滲み出てて好きでした。
コルヴィンがいつものキャラと違って、ちょっとかっこよく見えました。エレミアから見てもそれなりにやるみたいで、今後活躍するシーンがあればいいなーなんて勝手に妄想してます。
聖絶騎士はほんと……思い出してもトラウマシーンです(笑)
エレミアって、教えるのも向いてそうですよね。こちらでも指導役になっていくのかなと、ちょっと楽しみです。
作者からの返信
本来なら交わることのなかっただろう立ち位置の二人ゆえに、今までにはない感じの会話になっているかもしれません。楽しんでもらえたなら幸いです。
ちなみにこの二人はタイプは違うけど意外と気が合う模様。
コの者、珍しく真面目な一面を見せました。
いつまでもつのかは不明ですが、生暖かく見守っていてください。
エレミアは実際、人に教えるのは得意だし好きな人物です。
世が世なら、そういう道で生きられたことでしょう(遠い目)
5-1 続く旅路への応援コメント
3章までは、ぼんやりとソテルという世界がすべてのように見えていましたが、4章では〈外界〉が、そして5章ではなんとソテルへの敵対勢力〈人智央国〉や外つ国まで出てきて、だんだん世界が広がっていくのがいいですね。トワコの過去や、そこにある痛みも気になります。
また、エレミアがようやく明るく積極的になって、トワコにお礼を伝えたり、自分にできることはないかと熱心に尋ねたりする姿にも、なんだかじんわりしました。
教壇に立ったエレミアの様子も微笑ましくて、もともと子供が好きだったんだろうなと思わせます。商団に子供が多いのも、そういえばこの商団の成り立ちを考えると納得ですね。
ヴァイスを見て逃げていく子供たちもかわいいです(笑)
そしてヴァイスは何を話しに来たのか。続きも気になります!
5-1 続く旅路への応援コメント
エレミアに生気が戻ってきたように思って、いいお話でした。
ずっと子供好きでしたからね。
トワコもいいリクエストを出してくれたみたいで、和みます。
人智央国と魔術。至高帝。
ソテルと対立する勢力に魅力を感じられます。
どう今後関わってくるのか。
ぐっと世界が広がる時ってワクワクしますね。
でも何か色々困ったことが起こりそうで、先が楽しみです。
作者からの返信
自然と周囲に人が集まってきて、状況が仕上がってくるのは、エレミアの人徳なのか運命なのか。
しかし、少なくとも本人はいま大変充実しているだろうなと思われます。
トワコもエレミアのことをそこまで完全に見抜いているわけではないのですが、上手くハマったリクエストを出すことが出来たのは、相手のことを考えているからなのは間違いないでしょう。
エンパイア、魔術、そして至高帝。
これらが直接本編に登場するのはまだまだ先のことになりますが、これまで名前で触れられるだけだった存在が具体的な輪郭を帯びてきているのは、エレミアの旅が少しずつ前へ進んでいることの証左かもしれません。
その先にあるのは読者にとってはワクワク、エレミアにとってはバクバクな気もしますが…。
このまま平穏に終わるわけもない第5章、引き続きお楽しみ下さい。
狂犬と世界の痛みへの応援コメント
野盗のリーダーのガルガドスは、粗暴ながら生々しい魅力のあるキャラクターですね。
「これまで奪われてきたんだから奪う権利がある」という主張は横暴ではありますが、内容自体に矛盾はなく、話の筋自体は通っているので妙に納得してしまいます。落ちぶれてもなお名誉を求める点にも人間臭さを感じました。
今回の不穏な雰囲気を見ていると、エレミアの今後が心配になります。せっかく商団のみんなや、記憶のないフィーネと打ち解けてきたのに…。
さすがに第二のエンベールみたいなことは起きませんよね…?そう信じたいです。
作者からの返信
ガルガドスの言っていることはかなり大きな視点で言えばあながち間違いではない(光帝やカシウスに比べたら小悪党だし被害者と言えなくもない)のですが、それを言い訳に無辜の人々にろくでもないことをしているあたり、これも人間らしさかという感じはします。
4章終盤のあたたかい空気とは裏腹に、不穏な動きが見え始めてきました。
エレミアは新たな居場所を守れるのか。それともここが第2のエンベールとなるのか。
手に汗握りつつ、お楽しみいただければ幸いです。
狂犬と世界の痛みへの応援コメント
Enjoy & Exciting の掛け声も聞こえてきそうなヤバいやつ。
勇者ガルガドスが、単なる挿話ではなく、本編に絡んできそうで、不穏さが増しました。
上客とは誰なのか?
人買いの目的はなんなのか?
特に後者が想像つかず気になります。
邪なことなのか?あるいは理にかなったことなのか?
一筋縄ではいかない物語。
楽しみになってきました。
作者からの返信
ちなみにガルガドスのキャラ造形をするにあたってはワイアルドくんの顔もチラついてました。こいつは言うなれば神経質で被害者意識の強いワイアルドみたいな感じです(嫌な奴すぎる)。
上客の正体はもうほとんど出ているようなものですが、マンハントの目的はこれから明かされることになるかもしれません。
短い平穏は過ぎ去り、物語は再び波乱の展開へ。
今後ともぜひお楽しみ下さい。
狂犬と世界の痛みへの応援コメント
前の話の爽やかな空気から一転、前回エレミアが退けた野盗たちの頭目が出てきたんですね。一気に不穏な空気になってドキドキしました!
ガルガドスの「勇者」と持ち上げられてまんざらでもない様子や、「多少の虐殺ごときで」という独白にはぞっとしました。残虐行為すらその程度の認識なんだと、価値観の歪みがまさに根っからの悪人という感じで印象的でした。
そしてエレミア、すでにロックオンされてる……! 正体までばれていて、こんなにもすぐ後ろまで迫っている感じだとは。ハラハラします。
マトーニアは「あの人」の使いなんですね……。底知れない不気味さがありますね。
ここからチェイスが始まるのかな。5章も楽しみにしています!
作者からの返信
第4章は最後で引きがありつつも平穏な感じの終わり方でしたが、どうやら運命はエレミアたちに平和を許さない模様です。
ガルガドスは99%加害者側のくせに自分は被害者だと思ってるタイプのキャラで、そういう湿度の邪悪さがあります。
まあ、実際彼の言っている被害自体は完全に間違いではないし、やってることの悪さはカシウスとかのほうが上なんでしょうが…
平穏の揺るぐ第5章、楽しみにお待ちいただければと思います。
4-14 凪のあとにへの応援コメント
フィーネに対するエレミアの気持ちの移り変わり。
聖絶騎士によって断たれた大きなものが、ようやく小さく修復できたのかなと思い感慨深いです。
トワコさん、エレミアの常人ならざる危うさも、きっちり見抜いているようですね。
この人もまた、そういう目的があったのか、というのはショッキングな真相でした。
トワコのポジティブさ、意志の力の強さと思うと、少しの方向性の違いが、ドラマを作りそうですね。
次章も楽しみにしております。
作者からの返信
しばし足踏みしましたが、エレミアからのフィーネへの想いもある程度は整理がついたようです。
ただ、ここでトワコやヴァイスが認識した危うさは温存されたままなので、一筋縄ではいかなそうな気もしますね。
そして、トワコの目的もここで開示されました。
この話が深掘りされるのはまだまだ先なのですが、後々「そういえばこんなこと言ってたな」と思い出してもらえると面白みがあるかもしれません。
次の章は商団編の後半パートです。
優しい時間が続くのか、それとも…。
ぜひご期待ください。
4-14 凪のあとにへの応援コメント
いろいろびっくりしてます。
トワコとフィーネの目的が同じ……? でもトワコはフィーネとはきっと違う存在ですよね。以前、トワコの名前にも意味があるとおっしゃっていたので、そのあたりも関係しているのかな……と勝手に考えてしまいました。イストワールって「歴史」という意味だったよなぁ、とか。
あとすみません。個人的に気になったんですが、トワコのヴァイスくん呼びや「慣れた温度」のあたりで、え、まさか……と勝手に妄想してます(笑) 飛躍しすぎでしたらすみません。
トワコに釘をさされるコルヴィンも相変わらずでよかったです。
作者からの返信
トワコとフィーネは関係があるのか、そうでもないのか。
目的が同じだったとして、動機は同じなのか、まったく異なるものなのか。
4章ラストですっきり締めると思いきや、大きな謎が投下された感じです。
いろいろ予想しつつ、今後をお楽しみいただければ幸いです。
トワコとヴァイスの過去は…まあ、いずれ深掘りされるかもしれませんが、おおむねご想像のとおりかと思われます。
エレミアたちには優しいトワコが妙にドライで、普段ああいう感じのヴァイスがちょっとウェットな感じなのも、いろいろあったんでしょう。
株の乱降下が激しいコルヴィンですが、きっといずれ活躍してくれるはずなので、その際は褒めて挙げて下さい。
編集済
4-14 凪のあとにへの応援コメント
ラスト一行、ひっくり返りました。まさかトワコ、同じ目的だったとは。「力が戻らない」という言葉も気になりますし、今後の展開が楽しみです!
作者からの返信
トワコの目的が仇世主=フィーネとほぼ同じだったこと。
このあたりが回収されるのはまだまだ先のことになるかもしれませんが、フィーネとはまた異なる彼女なりの色々な事情が絡んでいそうです。
それが何を意味するのか考えつつ、今後ともお楽しみいただければ幸いです。
4-13 剣風、交わる(2)への応援コメント
流石の筆致です。
激しいやり取りが目に浮かぶようでした。
こういうのを見たかった、嬉しかったです。
短剣を投げたあたりからの物騒なエレミアの心の声が好きです。
奇襲に特化したマリアンヌ流、恐ろしいですね。一体何者なんでしょう。
マリアンヌ流は一対一で必勝を目指すタイプなのかと思いますが、ヴァイス隊長は一対一も集団戦もいけるオールラウンダーという感じで良かったです。
エレミアとヴァイスは修羅場を潜った回数でも劣らぬ仲なのかなと想像します。
共闘するところも、いずれ見てみたいです。
楽しく読ませていただきました。
作者からの返信
こういうのを見たかったと言っていただけて光栄です。
他の返信でも書いたのですが、このシーンはかなり悩みながらリライトを重ねました。
主人公であるエレミアと、彼女に並び立つ実力のあるヴァイス。互いに格を落とさないよう、そして最後までどちらが勝つかわからないような感じにできるよう頑張りました。
マリアンヌももと聖術士隊の一員だったことはこれまで言及されましたが、どうやらエレミアよりもさらにダーティーな日々を送っていたようです。
前線を離れていたことと、根本的なフィジカルの違いゆえにラスターには手も足も出ませんでしたが、技量においては決して大きく劣っていたわけではいませんでした。
エレミアとヴァイスはかなり近い実力を持っているので、ここから良い感じに共闘してくれるかもしれません。
今後ともご期待下さい。
4-13 剣風、交わる(2)への応援コメント
息もつけないような剣戟に引き込まれました。ヴァイスは剣術だけでなく短剣も使い、エレミアも源理力を駆使して応じる。それでも膂力ではヴァイスが上……。読んでいて戦闘そのものを楽しませていただきました。
また、「聖術を使え」と囁く声や、一瞬でも心が揺れるエレミアの内面にもどきどきしました。蹴り技やマリアンヌ流など、師から受け継いだ技が生きているのもよかったです。エレミアも相変わらず格好いいですね。
そして最後のヴァイスの演説。最初は実力を試すための手合わせかと思っていましたが、その真の目的はエレミアを商団のみんなに認めてもらうことだったのかなと感じました。エレミアが「見誤っていました」と言う場面も清々しく、商団全体の空気が変わっていくところも印象的でした。
戦闘シーンそのものを、ここまで夢中になって読めたことは私にはあまりないので、とても面白かったです!
作者からの返信
戦闘シーンはあまり得意ではないのですが、それゆえにかなり悩みながら書き上げたので、お褒めいただけて嬉しく思います。
ただ戦うだけというのもアレなので、以前に野盗と戦ったときに聞こえた謎の声が聞こえたり、マリアンヌから戦闘技術の指導を受けていたという作中ではまだ直接語られていなかった設定を開示したりと、見どころも盛り込んだつもりです。
ヴァイスの演説シーンは、茶番にならないよう、悩みつつも何度かリライトした部分です。
ここで和解しつつ、互いの格を落とさない感じにしたく、なかなか難航しました。
実際、彼は一応エレミアを受け入れる前提でこの状況を作ったのですが、そのあたりは次の話で語られるかもしれません。
4-13 剣風、交わる(2)への応援コメント
エレミアさんカッコ良い〜〜!
流石に聖術使わないと勝てないかな?と予測してましたがまさか白兵戦のみで隊長と渡り合うとは。これにはマリアンヌさんも天国できっと微笑んでいることでしょう……(?)
傭兵達に受け入れてもらえて良かったです。隊長も良い人ですね。エレミアを排除するというより、集団内のわだかまりを解く為に先回りして動いてた感じがします。信頼のおけそうな人で心強いです。そしてどんまいコルヴィンさん……。
作者からの返信
最近ウジウジぎみだったのもあり、ここではカタルシスを味わえるよう、カッコ良いときのエレミアさんが描かれています。
エレミアは本当は遠くから聖術使うほうが強く戦えて合理的なんですが、本人の性格上、白兵戦の経験が多いんですよね。その経験が上手く生きたなという感じです。
ヴァイスはぶっきらぼうに見えて結構思慮深く、和を重んじる人物のようです。いろいろ考えた上でのこの仕儀だったのでしょう。
…コルヴィン? やっこさん、死んだよ(財布が)。
4-12 剣風、交わる(1)への応援コメント
コルヴィンくん泣いても知らんぞ……(遠い目)賭け事に盛り上がる商団の面々と困惑するエレミア、異文化交流ならではの趣きがあり面白かったです。
フィーネがエレミアへの信頼を込めて賭けに出るシーンもめちゃくちゃ胸熱でした!本気で応援してくれるその気持ちがただただ嬉しいですよね……私も金貨一枚賭けるぞ頑張れエレミアさん!
作者からの返信
コルヴィンの財布の中身がどうなるのか、そして今後のエレミアからの視線はどうなるのかなど不安要素はありますが、きっとどう転んでも良い感じにのらりくらりと躱していくんだろうなという感じがしますね。
一般人モードになってから押しが弱くなりつつも、ここぞという時には覚悟を見せるフィーネに、事前のトワコとのやりとりがあったとはいえ、エレミアの気持ちもようやく前向きになっていきそうです。
賭けの結果がどう出るのか、次回をお楽しみください。
4-12 剣風、交わる(1)への応援コメント
決戦前の周りの熱気がだんだん高まっていって、野営地中がお祭り騒ぎになっていく様子に、こちらまでわくわくしました。
フィーネが持てる全財産を賭けようとするところもぐっときました。それに応えるように「あなたは、わたしを信じて、そこで見ていて」と伝えるエレミアも、少し変わり始めているのかなと感じました。
エレミアの意趣返しもかっこよかったですし、コルヴィンの「隊長が負けるところは想像できない」という一言で、ヴァイス隊長の強さも伝わってきました。そのぶん、エレミアがんばれ……!と応援したくなります。
そして最後の締めの文が本当にかっこいいですね。さっきまでの賑やかな空気が一気に張り詰めて、決闘が始まる瞬間にどきどきしました。次の決闘が楽しみです!
作者からの返信
商団は〈外界〉の地にあって安定した集団ではありますが、やっぱりこういう刺激は嬉しいようで、当事者の思惑そっちのけで盛り上がってりうようです。
ギャンキチと化し(言い方)全財産を賭けようとしたフィーネへの対応と、その後のヴァイスへの煽りと、エレミアの精神が久しぶりにポジティブに転じているので、相手は強敵ですが頑張ってほしいですね。
最後の一文は簡潔に、しかし明確にスイッチが入れ替わるようなイメージで書きました。お褒めいただけて嬉しいです。
次回にもご期待ください。
4-12 剣風、交わる(1)への応援コメント
賑やかで良い回ですね!
こうやって、ある意味お祭りの日になるの、多くの人がエレミアを忌むべきものと感じてはいないんでしょうね。
真に迎え入れらてたような感じがします。
ヴァイスの強かさが現れていて、いいなと思います。
いや、勝ったらマズイかもしれませんが、その辺、エレミアは空気を読めるのか?
フィーネに約束してしまいましたからね、かなりの誠実さで。
実力勝負、どうなるのかとても楽しみです。
作者からの返信
まだ〈天使〉バレしてないので、聖術士であることに反感を持つ人はまばらに存在しつつも、今の時点ではそこまで嫌われてもないようです。
ヴァイスとの決闘を通じて存在感を確固たるものに出来るかといったところですね。
ヴァイスはかなりの実力者の様子なので、実際勝てるのかどうかはわかりませんが、今のエレミアならフィーネとの約束を果たすために頑張ってくれるはず。
次回は本格的な激突になるので、ぜひご期待下さい。
4-11 傭兵隊長ヴァイスへの応援コメント
ヴァイス隊長、初手から強者のオーラが漂ってましたが戦うことになるとは……代わってコルヴィンさん(泣)
エレミアを警戒し排斥しようとする彼らの道理はもっとも。トワコさんやコルヴィンの援護がある中で、話し合いの場が持たれたのは不幸中の幸いでしたね。
フィーネの安全の為にも、ここは負けられない場面。頑張れエレミア……!
作者からの返信
イージーモードならコルヴィン(手抜き)との戦闘になり楽勝だったところですが、このお話はハードモードなので、コルヴィンの深慮遠謀(笑)があっさり見抜かれ、ヴァイスと戦う羽目に…どうしてこうなったのか。
謎追放みたいにならないよう、ヴァイスがエレミアを排斥したい理由についてはそれなりに検討しました。ちゃんと彼らにも理屈があるはずですからね。
話し合いの結果、殴り合いで決着を付けることになるあたりは、皆さんちょっと頭が野蛮に支配されてるゆえ、ご愛敬ということで。
ここからフィーネのために戦うエレミアとコの字さんのややアレなところが見られます。
次回もお楽しみください。
4-11 傭兵隊長ヴァイスへの応援コメント
ヴァイス隊長のような、合理主義者で感情的にもならず、堂々たる強者というキャラクターが好きです。
実力の程もうかがえるという感じです。
一人混ざっているだけで傭兵隊に不和が生まれる、それくらいまでソテル勢力って外からすれば嫌悪感を生み出しているということですよね。もちろん親兄弟などの実害も含め。
迎えてすぐ、実際に火種が生まれるのを未然に防ぐというのも、ヴァイス氏の勘の良さや頭の回るところなんでしょうね。
コルヴィン、この件についてはだいぶ活躍してるのに、エレミアの評価が辛辣すぎるのが面白いです。
コルヴィンとエレミアの関係性がどうなるのか?それも楽しみなことの一つです。
この手合わせがどうなることか、次回も楽しみにしています。
作者からの返信
ヴァイスは狂信者そのものだったラスターとはまったく異なるタイプの戦士キャラというイメージで、ちょっとくたびれた感があるけど実際には隙がなく理詰めで動く男です。
商団長のラージと合わせて、ここは商い人の集まりだからまずは"理"だよ。という前提から出発したキャラですね。
ご指摘のとおり、ソテルは外からめちゃくちゃ恨まれています。
干蛸さん向けに喩えるなら、全然融通が利かずしかも拡大主義的なパクスみたいなものなので、そりゃそうなるだろうなと。
エレミアを中心に物語っている都合上、彼女に好意的なトワコやラージ、コルヴィンなどの印象が強いでしょうが、実際には彼女のことを知れば敵対心を抱くものは決して少なくないので、ヴァイスの言っていることは現実的には正しいと思われます。
コルヴィンは一応今回は良いことしかしてない(ヴァイスに浅知恵を見破られた? 知らんな)んですが、やはり初見の印象が悪かったのが効いているようです。
でも実はこの2人、似たところもあるキャラなんですよね。そのあたりはいずれ語られるかも。通じ合えればそこまで相性は悪くないかもしれません。
4-11 傭兵隊長ヴァイスへの応援コメント
ヴァイス傭兵隊長、かっこいいですね。
感情ではなく、隊長として隊の士気や仲間のことを考えて判断しているのが伝わってきました。話もきちんと通じそうですし、実力も相当と見ました。こういう手合わせの展開、大好きです。
コルヴィンが空気を読まずに(笑)、トワコと一緒にちゃんと助け舟を出してくれたのもよかったです。私は結構こういう感じの登場人物、好きなんですよね。
手合わせがどうなるのか、続きが楽しみです。
作者からの返信
ヴァイス、敵対してはいるけどそれはそれとしてカッコいい感じのキャラを目指していたので、良かったです。
エレミアを排斥しようとするのは個人的な感情や悪意ではなく、ちゃんとした理由がある。そのロジックをどう突き崩して物理的解決に持ち込むかというのが今回のお話でした(こうして書くと野蛮だな…)
読者の方々にはこれまでKYとかノンデリとか言われてきたコルヴィンですが、今回は(下心が見えてるけど)ちゃんと良いことをしています。今後どうなるかはともかく、好きになって貰えて嬉しいですね。
ここからは第4章終盤ということで、ヴァイスとの手合わせという動的な場面になっていきます。ぜひお楽しみください。
4-10 たったひとりの冷めたやりかたへの応援コメント
日々の食事を必要としないエレミア。だからこそ、温かい食事がトワコの労りと共に染み入る場面が印象的でした。
食べることは生きること、良い言葉ですね。生き物にとって何よりも大切で迷いのない原理だからこそ、思い悩むエレミアを力付ける良いきっかけになったのかなと思いました。流石トワコさんナイスプレー、そしてナイスじゃないナンパお兄さんの登場。新キャラの予感……!次話も楽しみにしております……!
作者からの返信
この場面のために、今までちょこちょこ天使と食事に纏わるテキストを入れてきたので、印象的に受け取っていただけて良かったです。
エレミアは最終的に自分の消滅へと回収されてしまうキャラなので、ここでは「まず生ありき」的なお話になっています。
そういう話を同じ目線の高さで出来るトワコという人物が現われたのは、エレミアにとっても幸運だったと言えるでしょう。
そして次回、ナイスじゃないあの男と共に、波乱を呼ぶ新キャラクターが登場します。
ぜひご期待ください。
2-13 終わりなき世界と、その敵への応援コメント
終わりもまた、祝福の一つ。
この娘が齎すのは安息か、それとも……
作者からの返信
次章からは仇世主も活躍することになります。
その先になにがあるのか、お楽しみいただければ幸いです。
2-9 ただひとつ、選べることへの応援コメント
別れの言葉さえなしかよ……。
これが、死。そして、無限に続く地獄の始まりか……
作者からの返信
もともと死臭のする世界観でしたが、ここからはさらにそういう雰囲気が加速していきます。お楽しみください。
2-8 魔の降りる時への応援コメント
このバケモノたちも、昔は普通に生きていた人だと思うとますますグロい……
作者からの返信
忌還者は基本的には元人間なので、ここにいる個体も…
ええ、つまりはそういうことです。
2-6 アヴェントへへの応援コメント
人であっても人ではない。
……祝福とは名ばかり、実際はこれもまた呪いなんだろう……
作者からの返信
忌還者と化すことが呪いであるように、天使たることも呪いである。
もしかしたら、そうなのかもしれません。いずれ世界の真実が明らかになれば、祝福と呪いの間にいかほどの差があるかもはっきりすることでしょう。
2-5 過去からの炎への応援コメント
自分をそう責めないでおくれ。
……妹の分の人生でもあるんだから。
作者からの返信
エレミアの周囲の人間もきっと同じことを思っているはずなのですが、肝心の本人にはほとんど伝わっていないように見受けられます。
いつか彼女が前向きになれる日がくるといいなあとい思いました。
2-1 エレミア・ラーナへの応援コメント
たとえ嘘や欺瞞だとしても……その心そのものがアルくんの魂を救ってると信じたい。
作者からの返信
ソテルの教えによれば忌還者に殺されたアルの魂は消滅したことになるのですが、それでもきっと救いがあると信じたいですね。作者としても。
1-4 奇蹟という名の墓標への応援コメント
二人とも、安らかに。そして、もう……目覚めないでおくれ。
作者からの返信
ソテルは永遠や復活を吹聴しますが、本当にそんなものを信じていいのか。
二人の最期は、そんな疑念を呼び起こすものだったことでしょう。
1-1 赦されざるものへの応援コメント
善意という名の槍。称賛という名の虐待。
……地獄か?
作者からの返信
コメントとスター、ありがとうございます。
この世界の在りようはエレミアの内心を置き去りにして彼女を枠に押し込めるもののようです。ある意味それは地獄と言えるかもしれないですね。
4-10 たったひとりの冷めたやりかたへの応援コメント
エレミアはフィーネを商団に預けることも考えているんですね…。
読者である私は、
「フィーネは記憶は戻らずとも、エレミアと今後良い関係を築けるはず…!」
と期待しておりますが、エレミアはこれまでの経験によって希望をすでに打ち砕かれているわけなので、フィーネを連れていくことに後ろ向きになるのは自然なことなのかもしれませんね。
前向きでいることが難しい現状ですが、トワコの親切心や明るさには、見ている私も救いを感じました。肉体ではなく、心が食事を欲していたという描写も印象的です。
商団の人々と過ごす日々が、エレミアにとって魂の休息になれば良いな、と思っています。
作者からの返信
エレミアは結局「自分は生きているべきではない」という発想が存在の核になってしまっていて、それゆえカシウス相手に玉砕する気満々なので、フィーネを誰かに(どこかに)託すしかないと考えているようです。
それでもフィーネはエレミアを求めているようですし、トワコたちのように、エレミアに手を差し伸べようとしてくれている人たちもいる。
そんな中、今回の一件で少しだけエレミアも歩み寄れたのかなという気がします。
ここから商団と居続けられるのか、それとも孤独に戦って果てるのか。
ぜひ今後をお楽しみください。
4-10 たったひとりの冷めたやりかたへの応援コメント
たった一つの、のタイトルをこうひねって形にしているのが面白いです。
トワコのように、輝かしい好人物も出てくるのがこの物語の好きなところです。
先のことは、考えぬようにして、今を楽しみたい(?)です。
温もりのある生活感の中に天使という存在がいることで、その違和感が際立ってしまう。
でもそのエレミアが歩み寄る、ここにいていいんだな、と感じ始める流れがすごくいいです。
先のことは……以下略。
せっかくの雰囲気、どうなってしまうのやら、次回を楽しみにしております。
作者からの返信
実はパロ元は響きで選んだところが大きいのですが、エレミアの行動原理が自己の消滅に行き着きがちなことを考えると、あながち無関係ではない気もしてきました。
作品のベース部分が救いようのなさそうな世界観だからこそ、その中で輝くような人物を描きたいなと思っています。
エレミアがこういう人物造形ゆえに、周囲にある程度引っ張って貰わないといけないという都合もありますが。
せっかくの雰囲気をぶち壊す野郎どもがエントリーし、次回は4章クライマックスに向けて動き出します。
次回もお楽しみいただけると嬉しいです。
4-10 たったひとりの冷めたやりかたへの応援コメント
食べることは生きること。
たとえ食べなくても生きていける身だとしても、生を思い出させてくれる。
ファーン司祭の言葉が胸に刺さりました。
トワコのさりげない優しさも素敵でした。
お腹も満たされて、心のささくれも少し和らいで、ちょっと素直になれたエレミアにじーんとしていたら……
コルヴィーン! 来ましたね(笑)
そして最後の「異なる気配を放つ男」が気になって仕方ありません。
ところで食べ物の描写がとても美味しそうでした。蜂蜜湯、飲んでみたくなりました。
今回は飯テロ回でもありましたね(笑)
作者からの返信
この作品では要所で食事描写がありますが、それはやはり自分の中で「食べる=生きる」ことだという定義があるからだろうなと思います。
そういう意味では、ファーンはかなり作者の意図を代弁しているのかも。
また、そうした役割があるからこそ、食事や食べ物についてはできれば美味しそうに書きたいと思っているので飯テロ評価をいただけて嬉しく思います。
ファーンといいトワコといい、エレミアは苛烈な運命におかれつつも、良い出会いには恵まれているのかもしれません。
…コルヴィン? まあアイツのことは置いておいて…。
次回は新キャラが登場し、4章後半になだれ込んでいくので、楽しみにお待ちいただければ幸いです。
4-9 標なき旅のまにまにへの応援コメント
荒野を移動する大商隊の描写、ダイナミックで見応えがあります。その最中周囲との隔たりを感じつつ、しかし自分のなすべきことを見つけて安堵するエレミアの姿に、胸が締め付けられました。今の彼女に必要なのは孤独でなく、外界(他人)との繋がりな気がするので、トワコさんやフィーネの歩み寄りを全力応援する所存です。負けるな皆……!
作者からの返信
デカい! 大きい! めっちゃ多い!
という流れから、ぼっち・ざ・エレミアを描写したかったので、そこはかとなく上手くいってそうで良かったなと胸をなで下ろしています。
今のエレミアはある意味では検邪聖省時代の、ともかくこれをやれという目的があるからギリギリ己を維持できているという危うさを抱えた状態です。
その病理を孤独が癒すことは恐らくないと思われるので、フィーネやトワコ、その他の皆さんの活躍に期待したいところ。
4-9 標なき旅のまにまにへの応援コメント
ウルラージ商団が動き出す様子が圧巻でした。まどろみから目覚めた巨大な生き物のように、という描写が商団の隊列の様子をイメージさせてくれてかっこよかったです。
トワコ、人格者ですね。エレミアのためにお節介を焼こうとしているのが伝わってきて、ここからどう動いていくのかわくわくしました。こういう人がいると場が明るくなりますね。この出会いが彼女を変えてくれたら。
フィーネが記憶を失っていながらも、自分が何かをしたことや、自分が何者なのかを感じ取っているのもちょっと切ない。
ただ、やっぱり今はエレミアの気持ちが心配ですね……。なんとか突破口があるといいのですが。
作者からの返信
商団は非常に大きく人数が多いので、その量感を表現するために、集団としての数の多さを個としてのサイズの大きさに変換するという小細工を弄するなどしています。カッコよかったのであれば幸い。
トワコはある意味で都合がよすぎるぐらいに良い人で、見ての通り(※こう見えてもクソもない)お節介焼きなんですが、今の沈みきったエレミアを引き上げてもらうには、これぐらいの"光"が必要かもしれません。
一方、フィーネも周囲と打ち解けつつも自分自身のありようやエレミアとの関係性に思い悩んでいるので、二人と前を向けるといいなあと思っています。
4-9 標なき旅のまにまにへの応援コメント
隊商が動くシーンはダイナミックで読み応えがあります。
情景が目に浮かぶような、細部まで行き届いた描き方を感じました。
そんな賑やかな光景の中で、一人ポツンとしているエレミアが寂しそうで、可哀想な気持ちになりました。
それをフォローしたいと志願する人が心を一つにしようとするのが、その寂しさと対照的に暖かくてよかったです。
この先が楽しみという気持ちが、暖かい気持ちになるのがいいですね。
作者からの返信
なんだかんだ人が動いてるところより情景描写のほうが書くのに時間がかかっている気がするので、お褒めいただき光栄です。
ウルラージ大商団はわざわざ"大"を名乗るだけあって非常に大きいので、そのボリューム感が表現できるよう気を遣いました。
エレミアが孤独を深める一方、周囲はそのエレミアをなんとかするために団結していく。
美しい光景ですが、そういえば以前にこういう流れになろうとしていてすべてが吹き飛ばされたような気もしますし、世界観的に油断できないですね。
4-8 それぞれの、夜(2)への応援コメント
>「大丈夫。いつか、またわかり合えるときが来ます。エレミアさんみたいに素晴らしい人なら、きっとですよ!」
トワコさん良いこと言うね!と思いましたがそれ以上にエレミアの負った心の傷が深い……。
心を閉ざすのはある種の防衛反応だと思いますが、その最中でも自罰的な彼女の心境に胸が痛みます。こんな世界ブッ壊そうぜ!と一度でも思ってしまったエレミア。読者視点では「いや仕方ないよ」と思えても、彼女自身がそれを許そうとしない所が本当に生真面目で責任感が強いな……と、そこがエレミアの強さであると同時に、脆さでもあると感じました。
トワコさんや商会の人達との交流を通じて、少しずつでもその傷が癒えていくことを祈ります。
作者からの返信
由井さんの言われるとおり、そこがエレミアの良いところでありつつも悪いところなんですよね。今のところ作中での描かれ方的には悪いところ要素が大きいですが、言い換えれば自己批判ができたり大きすぎる力に飲まれず「いや、でもこれ自分がこうしたらその影で泣く人いるよね」って考えられたりするという美徳でもありますし。
とはいえ、エレミアが「こんな世界ぶっ壊そうぜ」と思い、現実的な行動に移してしまったことは事実。
トワコのようなまぶしすぎる善性を前にすると、「ああ、こんな人がいるというのに、自分は一時の感情で何も知らない第三者ごと世界をぶっ壊してもいいと思ってしまったんだ」というのを突きつけられて、ドカ鬱になるのかもしれません。
4-8 それぞれの、夜(2)への応援コメント
思っていた以上にエレミアの心は閉ざされていて、まだ自分自身を許せていないのだなと感じる回でしたね。
トワコの言葉はとてもまっすぐで温かいのに、今のエレミアにはそれを受け取ることすら苦しいのですね。
また、野盗と対峙したときに自分の中に生まれた衝動を恐れる姿も印象的でした。
トワコは今まで登場した人たちとはまた違う、希望の光のような存在に感じます。
彼女との出会いが、エレミアにとって何か良い変化に繋がっていくといいなと思いました。
ところで、野営地の簡易酒場など、隊商の暮らしが垣間見える描写も楽しかったです!
作者からの返信
ラージとやり取りしていたときあたりはまだマシでしたが、トワコの言葉が切っ掛けで発作が出たような感じですね。
エンベールでの怒り、憎しみ、そしてなにより自分自身への絶望が落とす影はあまりにも濃く、トワコのまばゆさを直視できなくなっているようです。
内なる声のおぞましさも、少なからず影響を与えていることでしょう。
トワコはまさしく希望の象徴的な人物で、少し運命が違えば主人公をやっていたようなタイプのキャラです。
彼女も彼女で背負うものがあるようですが、その重みを支えつつも、エレミアにも手を差し伸べられるのは凄いなと作者ながら思っています。
きっとなんとかしてくれる…はず。
野営地の描写についても評価していただきありがとうございます。
エンベールやこれまでの荒野とは大きく違う雰囲気の舞台なので、気を遣っていろいろ書いてきましたが、甲斐がありました。
4-8 それぞれの、夜(2)への応援コメント
与えられる温かみの分だけ、消え入りそうになってしまっているエレミア。
その本質である炎は、ずっと危機の中にあるようですね。
フィーネとベルナデッタとの関係とは、対照的な形になっているのかなと思います。
何もかも無くしたエレミアが、再び人との間に何かを作り上げらるのか、それを見守っていきたいです。
作者からの返信
トワコは眩しすぎるがゆえに、今のエレミアでは目を背けざるを得ない。そんな部分があるのかもしれません。でも、トワコは逆にエレミアに対して眩しさを感じていることでしょう。
仰るとおり、今回のエピソードは、前話でフィーネとベルナデッタが通じ合ったのとは対照的な展開となっています。
本来、エレミアはトワコみたいな相手には好感を持つはずなのですが、状況が状況なのもあり、ままならないですね。
ファンタジーとは再生の物語だと昔なにかの本で読んだ記憶がありますが、エレミアは今まさしく再生するかそのまま腐り落ちるかの瀬戸際にいるような状況です。
今後とも見守っていただけるとありがたいです。
4-8 それぞれの、夜(2)への応援コメント
この羅刹の世界で出会った「信じ合えるからこそ」というトワコの善意と信頼。エレミアの心を溶かすことはできませんでしたが、それでも彼女たちとの旅で何か小さな篝火が灯りそうな予感がいたしました。
そして〈輪留め亭〉。キャラバンの宿営地の臨時酒場として、説明が無くとも一読で通じる、この上なく見事な表現と感じました。
作者からの返信
トワコはまさしく善性の人間で、ある意味エレミアがなりたかったような人間でもあるのですが、今のエレミアはいろいろと背負い込みすぎ、追い込まれすぎていて、直視できなくなっているのかもしれませんね。
それでも、少しずつ周りに人が集まり始めたので、なにかしらの好転がありそうな気もします。
〈輪留め亭〉について、お褒めいただきありがたいです。
酒場の名前を決めるにあたり、いいネーミングが出て来そうで出てこずにウンウンと1時間ぐらい唸った結果ひねり出してきた名前なので、愛着があります。
4-7 それぞれの、夜(1)への応援コメント
フィーネ視点から見る彼女の心情はとても痛々しかったです。目覚めたときから何かしらの咎を抱えている。エレミアに何かしてしまった。そう思っても、彼女は一人で耐えるしかない。
そこにきてベルナデッタをフィーネが救い、言葉を交わし、お互いに語り合う。お互いの存在が救い――救世主になっているのがとても良かったです。胸に迫るものがありました。
でも、仇世主と救世主という言葉の対比が、これからのフィーネを指し示している気もしてどきどきします。
この二人を守りたい。そう思う回でした。
4-7 それぞれの、夜(1)への応援コメント
仇世主と救世主。対比する言葉が揃いましたが、いずれフィーネが仇世主としての力を振るう事態に至ったとき、今回の体験が如何様に影響するのか。単純に良い方には行かない……そもそも「良いこと」の有無や正否を探求する物語と感じておりますので、寧ろ不穏な影が濃くなったように思いました。
作者からの返信
ここ数話はなんだかんだで穏やかというか、前章の展開を思えば静かに立ち直っていくような話が多かったところですが、作風が作風なので、善意や希望が必ずしも良い方向に結実するとは限らないというのも確かなところです。
いまは無垢な少女になったフィーネですが、いずれ仇世主に戻るかもしれません。そのときに、彼女がどういう選択を取るか。ぜひご注目ください。
4-7 それぞれの、夜(1)への応援コメント
>ワタシさえ……ワタシさえ、いなければ。目にうっすらと膜が張り、いまにも涙が零れそうになる。フィーネは独りで耐えていた。
記憶を無くしたフィーネ視点、あまりにも切なく健気でジンときました……。
不安に苛まれる中、ベルナデッタの力になれて会話が出来たのは、彼女にとっても救いであったように思えます。守られて欲しいです、この二人の笑顔。どうなるかな……続きも楽しみにしております!
作者からの返信
フィーネは記憶をなくした上でこの心境に至っていますが、記憶をなくしていなくても内心は近い状態だったかもしれません(あまり表には出さないでしょうが)。
冷たく寂しい夜の天幕で、あたたかく花咲いた二人の笑顔が守られると信じて、作者としても見守っていきたいところです。
4-7 それぞれの、夜(1)への応援コメント
不自由を感じているベルナデッタが救われるシーンとても良かったです。
こういうシーンに弱いですが、ことのほか感じいるものがありました。
お互いを救い合うというところが。
ここで救世主という言葉がもたらされるの、結構な驚きがあり、楽しいです。
物語の行先を暗示しているのか、など。
フィーネには守り抜いていってほしいと思います
作者からの返信
仇世主としてのフィーネは、超常の力をもって一方的な意思のもとに救済(破壊)を成そうとしていましたが、こうして人と人との繋がりの中から生まれてくる救いもあろうというものです。
物語の結末はこの調子で書いていくと10年は先になりそうな気がしますが、きっとここで二人が互いを救い合ったことは無意味ではないことでしょう。
それはそれとして、フィーネは今度こそ友達を守れるのか。ぜひご期待下さい。
4-6 ラージとの対峙への応援コメント
エレミアとしても、あまり対面の経験のなさそうなラージさんですね。
エレミア、どれくらいこういったいろんな良くも悪くも知恵の回る人と関わってきたのか。
狩り立てる側になっていたかも、という所が怖くてよかったです。
エレミアにとって有利な条件が提示されたからこそ、という感じで、ここからどう関係が変わっていくのか楽しみです。
作者からの返信
実際ソテルの体制側に近い、かつ実働寄りの立ち位置だったエレミアは、こういう知恵者タイプの相手とは触れてないか、触れていたとしても罪悪感を利用されて上手く丸め込まれていそうな感じです。
近況ノートなどでも語っていたように、エレミアが別の進化ルートを辿っていたらラスターみたいになっていたかもしれないので、敵対していた可能性はあったと思います。
なんだかんだで人も増え、孤独だったはずの旅路が賑やかになっていっています。各キャラクターの関係も楽しんでいただければ幸いです。
4-6 ラージとの対峙への応援コメント
ラージは商団長だけあって、食えない感じで状況もしっかり見ていて、エレミアを的確に値踏みしたうえで交換条件を提示してきましたね。
でも悪人という感じではないですし、エレミアたちにとっては渡りに船……なのかな?
とはいえ、その荒事がどの程度のものなのかにもよりますよね。
ヴァイス隊長がどんな人なのか、楽しみにお待ちしています。
作者からの返信
ラージは今回、エレミアが恩人であることや丁度よい人材が飛び込んできてくれたこともあって、計算しつつも友好的でした。
見てのとおり敵に回ると面倒臭いタイプの人なので、良かったはず…。
ヴァイス隊長はもうしばらくしたら登場する予定です。
"あの"コルヴィンの上司がどんな人物なのか、おっかなびっくりご期待ください。
4-6 ラージとの対峙への応援コメント
交渉成立ですね!
エレミアさん、破格の待遇ですが本人の実力を思えば妥当(?)な条件……これが結果的に良い巡り合わせとなることを祈ります。
>エレミアは野営地の前で会ったコルヴィンのことを思い出し、つい渋い顔になってしまう。「……あの人たちの隊長ですか?」
とばっちりで傭兵隊の印象悪くなってて笑いましたw
「傭兵」と聞くと荒くれ者のイメージもあるので、仕方ないと思いつつ切ないですね。でもラージさんと契約してる人達ならきっと大丈夫なはず……?
作者からの返信
お礼込み&司教座都市まで限定とはいえかなりの待遇なので、エレミアがまともな状態なら喜んでいたんでしょうが、いまはちょっとアレなので反応にぶめなのが惜しまれます。
渋い顔のところ、最初に出会った傭兵がコルヴィンだったがゆえに要らぬ風評被害が発生してしまいました。
いや、でもトワコが言うとおり、隊長は一応まともなので。一応…。
4-5 ウルラージ大商団への応援コメント
一気に人が増え賑やかな雰囲気になるのは、舞台が変わったなという感じでワクワクします。
天使と、それに守られたエンペールという整った場から、そうではない所で、エレミアやフィーネが人の目にどう映るのかというのが楽しみなところです。
コルヴィンのような、ある意味かわいい人が、物語にどんな役割を果たすのか。
世界観が一気に広がるのが面白かったです。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
エンベールを追われ、無窮の荒野を歩むことになったエレミアたちですが、ここに来て新たなコミュニティに触れることとなりました。エレミアからすれば秩序だった場所から混沌の中に入り込んだ感じですね。
コルヴィンのようなコメディリリーフ的なキャラの登場もあり、話の展開的にエンベール編とはかなり毛色が違う内容になっていきます。
ぜひお楽しみ下さい。
4-5 ウルラージ大商団への応援コメント
コルヴィンがエレミアやフィーネを見て、急に態度が変わるところに思わず頬が緩みました。
でも、被りを取る前の描写で、きちんと周囲を警戒している感じがして、実はちゃんとしてそう。こういう軽そうに見えて腕が立ちそうなキャラ、好きなんです。
……でもフィーネは客観的に見たらまだ少女なんだから、粉かけちゃだめだよーとはなりました笑
商団の様子もすごく生き生きとしていて、人がそこで暮らしている感じ、生活している感じが伝わってきました。
言葉の違いや訛り、人々の喧騒、篝火や食事の匂いまで感じられて、商団がひとつの世界としてそこにある感じがすごく良かったです。
団長のラージも、人の良さそうな感じでちょっと安心しました。
ひとまず安心していいですよね……?
この出会いがどう転んでいくのか楽しみです。
作者からの返信
コルヴィンはこう見えて確かな実力を秘めているはずですが、その実力が生かされるときが来るのかは乞うご期待という感じでひとつ。
フィーネに対しては将来性を見ているようです。フィーネが今の状態から正気(?)に戻ったときに同じような言動を弄したら物理的にボコボコにされるかもしれませんね。
商団の様子は、これまで比較的狭い舞台だったエンベールから外に出て、読者視点では初めてこの世界の大きさが垣間見られるシーンになることから、いろいろ気を遣いながら書いてみました。評価いただけて嬉しく思います。
ラージは人当たり良さそうに見えますが、その腹の内はいかなるものか。
次回にご期待下さいませ。
4-5 ウルラージ大商団への応援コメント
ウルラージ商会の皆さんは気の良い人達が多そうですね。特にコルヴィンさんが、軽薄に見えてその実腕が立ちそうなキャラですごく大好きなんですが、フィーネちゃん粉をかけるにはちょい若過ぎないか……!?将来有望枠なのかストライクゾーンが広いのか果たして。美人と美少女の組み合わせは罪深い(?)ですね。
団長は、エレミアがベルナデッタ達を助けたことを恩義に感じてくれているようで、ホッとしました。今後旅をする上で、彼らと行動を共にできたら心強そうです。今後の展開がどうなるか、楽しみにしております!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
コルヴィンは今までにいなかったザ・俗物ってタイプのキャラですが、決めるときは決めてくれる…はず。多分。
コルヴィン的にフィーネは将来性枠、エレミアはすぐお近づきになりたい枠のようです。諸般の事情によりトワコは射程圏外だとか。
次のお話では団長とエレミアとのやり取りとなります。
商団とエレミアは合流するのか、それとも袂を分かつのか。ぜひご期待ください。
4-4 新たなるいざないへの応援コメント
フィーネの本質かもと思わされるものが、垣間見えるというのがいいなと思いました。
時々言及されるだけであった印無しの生活がどういうものなのか、先が楽しみです。
2人が商団でどう受け入れられるかなど、早く読みたいという気持ちになりました。
作者からの返信
エレミアはフィーネの本質にかなり近づいていましたが、3章での出来事で互いの精神的距離はかなり離れてしまっている状況です。
単にフィーネの記憶や人格的積み重ねが失われたというだけではなく、エレミアには「フィーネとの約束を破った」うえに「フィーネを衝動的に加害した」という負い目がありますからね。
2人だけのやり取りではここからの逆転は難しいかもしれませんが、商団という新たな共同体での出来事を経て、なにかが変わるのか。
ぜひご期待ください。
4-4 新たなるいざないへの応援コメント
四人のやりとりが温かくも優しさに満ちていて、とても癒されました。ありがとうございます……!
トワコさんが話の分かる方で良かったです。エレミアを「天使」だと察しながらも、なるべく偏見を取り払い一人の人間として彼女と接し、素直にその言葉を受け取る……本当に根が真っ直ぐで良い人なんだろうと思いました。
フィーネとベルナデッタのやり取りも好きです。フィーネは元より優しい側面が垣間見えていましたが、今の姿を見てると、改めて彼女が「仇世主」として変容した経緯が気になってきます。いずれその背景が明かされるのか。続きを楽しみにしています……!
作者からの返信
前章はひどいオチだったので、ここらでちょっと温もりを一つまみ。よいスパイスになったようで良かったです。
トワコはザ・善人みたいな人で、彼女にとってエレミアに助けられたことが幸運だったように、エレミアにとってもトワコとの出会いが幸いになるかもしれません。
そしてエレミアがトワコと出会った一方、フィーネはベルナデッタと出会う。
この2組の出会いは無駄ではなかったと思える時が来るといいなあと天に祈っているところです。
4-4 新たなるいざないへの応援コメント
トワコさん、話し方からしてただものではなさそうというか、とても賢くて状況をよく見られる理知的な人物ですね……!
本当のことを全部は言えなくても、誠実に言えるところまで話そうとするエレミアも彼女らしくて。
ベルナデッタとフィーネがすぐ打ち解ける感じもかわいかったです!
それを見てエレミアの内面が揺れる描写も印象に残りました。
そしてウルラージ商団……気になりますね。どんな人たちなんだろう。
トワコさんが所属しているなら、悪い人たちではなさそうですが……。エレミアとフィーネの力強い味方になってくれたらいいなと思います。
作者からの返信
トワコはこれまで出て来たキャラの中ではおそらくトップに知的水準の高いキャラだったりします。
年齢も近いし、その賢さでエレミアの助けになれるか?
一方のベルナデッタはフィーネと見た目上の年齢が近く、それゆえに打ち解けやすくもあったようです。あるいは、フィーネは彼女の中にクロエを見ているかもしれませんね。
ウルラージ大商団については次の話以降で掘り下げられていきます。
まだまだ何が出るかわかりませんが、良い人たちだといいなと思っています。
4-3 だからこそ、守るべきものへの応援コメント
エレミアさんの圧倒的な強さに痺れました……!聖印持ちだろうと、聖絶騎士とやり合った彼女からすれば瑣末なもの。
しかし眼帯男も問答無用でねじ伏せようとする訳でなく、一度エレミア相手に説得を試みたことや分が悪ければ逃げる辺り、一筋縄ではいかない雰囲気を感じました。
100%悪い奴なのであまり再会したくないですね……。汗
>アンタにゃわからねえだろうな。すべてを失った人間が堕ちてく先なんてのは、せいぜいこんなもんさ。
個人的に悪党が↑を言い放つシーン好きです。エレミアさんが失ってもなお足掻いてる姿を見てるからこそ、趣の深いものがあります。
作者からの返信
やっと無双できてエレミア本人もスカっとしているかもしれません(本当か?)
野盗の方々も役割的に嚙ませではあるんですが、一応彼らなりにこの世界で生き残ってきているので、戦闘では叶わないながらも一筋縄でいかなさは出せたかなと思います。
野盗の発言も、あれはあれで彼らなりの諦観ではあるんですよね。
こいつらは現に非道な真似を繰り返しているので同情には値しないのですが、可哀想な面もなくはない。
でも、そのうえでエレミアは同等かそれ以上に可哀想だけど、同じような道には堕ちないよという一種の対比でもあります。
4-3 だからこそ、守るべきものへの応援コメント
最初から忌還者など人ならざるもの、あるいは規格外の人との戦いでしたが、こうなると圧倒的ですね。
話は簡単で助かるわ、の執行人感が、このエレミアという人の中核にあるんだなと思いました。
天使の力によるもので、本性ではないのかもしれませんが。
そのあたりの葛藤もまた、楽しみにさせていただきます。
すごくよかったです。
作者からの返信
今まで敵が悪かったですが、ようやく主人公らしく(?)無双できるようになりました。
これがいつまで続くかは分かりませんが…
近況ノートやXなどでちょこちょこ書いていますが、エレミアは自責によって自分自身を無にした人間なので、慈悲深い聖女にも無慈悲な執行者にもなりうる人物です。
エンベールに来る前の検邪聖省時代は後者寄りで、そのときの所作が出て来ている感じですね。
お褒めの言葉、ありがとうございます。
今後とも、よろしくお願いします!
4-3 だからこそ、守るべきものへの応援コメント
かっこよかったです!!(すみません、圧倒されて今回は語彙喪失気味です)
エレミアが強いので、聖絶騎士相手でなければ安心して見ていられました。
品のある言い回しも「正義の味方」感があってすごくかっこいいです。
一方で、野盗たちの下衆な感じも、台詞や動きからしっかり伝わってきて、臨場感がありました。
〈印無し〉はやはり命を軽く扱われてしまうんですね……。
しかも野盗側に聖印があるのが個人的にはかなり意外で、その分この世界の歪さを感じました。
助けられた二人も、たまたまエレミアが通りかかったからよかったものの……。
あの村の残酷な有様を見ていると、本当に紙一重だったんだなと感じます。
作者からの返信
今までの敵が強すぎたせいでいつもボロボロになっていましたが、この世界における強さの序列で言えばエレミアは上澄みなんですよね。
~3章までは結局最後に悪が笑うみたいな展開が多かった分、ここでは順当に力ある者が正しいことを成す的なカタルシスを意識していたりします(なおエレミアの内心は…)
野盗たちはあっさり倒されましたが、それでも非戦闘員から見れば脅威そのもの。
もしエレミアが来ていなければ、ベルナデッタのほうはなんとか逃げられたかもしれませんが、トワコはおそらく命を落としていたでしょう。
彼女たちを助けるという選択が、今後何に繋がるのか。そのあたりもご覧いただければと思います。
4-2 追われる者、降り立つ者への応援コメント
エレミアの火、いまだ消えず。
炎そのものであることから休息はできていない、心配ではあります。
一般人からみれば上位存在、恐るべきものだとわかるのも良いですね。
本人としては天使である自分のことを恐るべき存在だと自覚してる感じでしょうか。周りからそう思われ慣れているのか。
ほぼ一般人目線から描かれるエレミアに興味津々です。
作者からの返信
エレミアはすんでのところでどうにか燃え残っている状態ですが、燃やせるものが底を突きつつあるので、誰かが薪をくべたりふーふーしたりしてあげないと、そろそろ燃え尽きてしまいそうそうな感じです。
でも、エンベールが滅び、フィーネがアッパラパーになった今、それをしてあげられる人たちがいるのかは…
エレミア自身の視点では、過去に検邪聖省で実働部隊として働いていたこともあって、〈天使〉がソテル教徒以外にいかに恐れられているかは自覚しているようです。
エンベールではそんなことは少なかったので記憶が薄れてはいますが、魂の芯にこびりついた記憶なので、すぐに思い出せたことでしょう。
4-2 追われる者、降り立つ者への応援コメント
「それでも内なる使命感は、身に染みついて離れなかった」という一文がすごく好きでした。喪失の中でも火が消えていなくて、迷いなく飛び出すところがかっこいいです…!
トワコとベルナデッタの逃走も、焦りがそのまま伝わってきて、読んでいて息が詰まるようでした。無事で本当によかった…。ふーと一息つきました。
そして今回、ソテルの外から見たエレミアの存在がすごく新鮮で。
ああ、こう見えるんだな、と。あの異質さがとても印象に残りました。
この出会いがどう繋がっていくのか、どきどきしながら続きを楽しみにしています。
外の世界の手触りも、ぐっと近く感じられました。
作者からの返信
今のエレミアの内心の状態、前の話の葬送で少しだけプラスに動いたとはいえ、まだ全然元の状態には戻ってないので、ここでスルーしてしまう可能性もまだ十分ありました。
それをしてなおトワコたちを助ける選択をしたのは、あんなことがあってなお希釈されないこれまでの人生での積み重ねが彼女を動かしたんだなと思います。
そういう意味では、シエル、クロエ、ランディといったエンベールの人たちは、死してなおエレミアという存在を支えているのかもしれませんね。
トワコとベルナデッタは今までの視点人物とはかなり立ち位置が異なる上に、いきなりピンチの状態から始まるので、読者視点で危機感を共有してもらえればなと思って書いていました。
彼女たちから見たエレミアの描写といい、印象に残ったようでよかったです。
4-2 追われる者、降り立つ者への応援コメント
エレミアさんカッコ良い〜〜!!
女性と少女の二人組。酷い目に遭う前に間に合って良かったですが、何やら警戒されてますね汗
エレミアも今はフィーネという庇護対象がいる中、トワコと状況は似通っているはず。どうなるか今後が楽しみです!
作者からの返信
なんだかんだ言ってもエレミアは本質がヒーローではあるんですよね。よってこのあたりはちょっとカッコ良く登場しましたが、彼女のことを知らない、しかもソテルじゃない人たちから見たらバケモンっぽくも見えるという。
エレミアとトワコ、そしてフィーネとベルナデッタはこの章においてそれぞれ相互に関わってきますので、ぜひお楽しみください。
2-5 過去からの炎への応援コメント
コメント失礼いたします。
選ばれた者が天使となり、選ばれなかった者が邪悪な怪物として蘇るという不条理な世界の中で生きるエレミア。天使である彼女が背負っているものは、とても重いのですね。これから彼女が何を選び、何をなすのか、見届けたいなと思いました。
作者からの返信
応援コメントありがとうございます!
世界は不条理で、エレミアの辿ってきた運命は厳しいものではあります。
とはいえ、それに抗ってこその人間というもの。
彼女が選び取り、進む道がいかなるものなのか、ぜひお付き合いいただければ幸いです。
編集済
4-1 見捨てられた地でへの応援コメント
廃村で大勢の亡骸を目にしても、埋葬を思いつかなかったエレミアの立場が分かる気がしました。これまで起きたことを考えれば、前に進むだけで精一杯だったでしょうから…。
そんな彼女が記憶を失ったフィーネに影響され、祈祷と火葬を決心する場面は強く印象に残りました。
エレミアとフィーネは互いに多くを失いましたが、それでもなお残されたものはあるのだと、かすかな希望を感じることができました。
二人が今後どのような旅路を経るのか。大変気になるので、これからも追わせていただきます。
すみません。近況ノートでも書いたのですが、ここで改めてお礼を言わせてください。
拙作に素晴らしいレビューを書いて下さったこと、それから拙作をXにて紹介して下さったことについて、本当にありがとうございました。
知った当時は(そして今も)言葉に表せないほど嬉しく、救われる思いでした。
作者からの返信
作中でエレミアが述懐しているとおり、おそらく以前の精神状態なら死者のために――例えそれがソテルの信徒でなくとも――何かをしようとしていたでしょうが、そう考えることもできなくなるほど欠落してしまったのが今のエレミアです。
一方で、フィーネは記憶をなくしながらも、自身の信念を守ろうとした。そして、そんな彼女のありようがエレミアにも影響を与える。
仰るとおり、途方もない喪失の中からでも、残るものがあったゆえのことでしょう。
お礼の言葉、ありがとうございます。
玉城晟さんの作品には感銘と共に刺激を受けています。Xでご紹介させていただいたのも、ほんの少しでも皆さんに読んでいただきたいと思ってのこと。お礼には及びませんが、そのように仰っていただけるのなら、こちらとしても嬉しく思います。
4-1 見捨てられた地でへの応援コメント
ゼロ、あるいはマイナスから再スタートとなった二人の旅の始まりに、荒漠な風景と変わらぬ残酷な世界。
二人の心象風景としてもこの上なく沁みました。
フィーネも人の終わりに向き合おうとしているのが、まだ使命を背負っているのがわかってよかったです。
物語のはるか先にある光明を感じさせてもらえます。
それが光明という表現であっているのかは、わかりませんが。
続きが楽しみです。
作者からの返信
おっしゃるとおり、〈外界〉の地のありようは、エレミアたちの心象風景とも重なり合うものです。彼の地が荒廃しているように、エレミアたちもまた、すさみ傷ついている。
そんな二人の巡礼は、およそ希望に溢れたものではありませんが、さりとていつまでも絶望に落ちるだけが人間のありようではないと思います。
フィーネが、忘れ去ったはずの仇世主の信念に従っていたように。
エレミアが、虚無に飲まれながらもエステルの記憶を裏切れなかったように。
この旅路を通じて二人が行き着く先を思い描きつつ、楽しんでみてください。
4-1 見捨てられた地でへの応援コメント
四章お待ちしておりました……!
力と記憶を失ったフィーネ、けじめ以外の寄る辺を失ったエレミア。痛ましい限りの状況ですが、それでもかつての二人の中にあった優しさや温かみは失われていないのが印象的でした。
ソテル教圏内でも地獄が繰り広げられていましたが、外の世界はより過酷なのですね……完全な救いは得られぬ世界なのかもしれませんが、彼女らの旅が少しでも良い結末を迎えられるよう祈っています。応援しております……!
作者からの返信
お待たせしました、週1ペースではありますが、ここから4章を綴っていきたいと思います。
エレミアとフィーネ、大きく変わったものもあれば、なんとか変わらずに済んだものもある状態です。
誤り、傷つきながらも新たな関係を築いていけるのか。今後に期待したいですね。
ソテル教圏は欺瞞に満ちてはいますが、一定の秩序があることは間違いありません。
また、ソテルとしては外縁部にあたる〈外界〉を、他勢力との緩衝地帯として利用している向きもあるようです。
二人の旅は困難を極めるものとなるでしょうが、ぜひ応援してあげてください。きっと希望があると信じて…
4-1 見捨てられた地でへの応援コメント
四章の始まりおめでとうございます!
〈印無し〉の人たちや、信仰の光が行き届かない〈外界〉という場所から始まって、また世界が広がった気がしました。
喪失感や自責の念の中で空虚になっているエレミアの気持ちと、この荒涼とした風景が重なって、寒さや物悲しさが伝わってきます。
フィーネも、前の面影が消えて庇護を必要とする少女になっていて。それがエステルと重なるところも胸にきました。
空虚であればあるほど、あえて無感情に描かれているぶん、その喪失感の大きさが伝わってきて…。
それでもエレミアは、差し違えてでも進もうとしているんですね。
最後、炎が壊すものではなく弔うために使われて、フィーネと見つめ合うシーンもとてもよかったです。
辛くて、あてもなくて、険しくて。まさに巡礼という感じの始まりで、この先も目が離せないなと思いました。
作者からの返信
これまでの舞台はソテルの勢力圏、かつエンベールという村を中心にした比較的狭い範囲でしたが、世界の広がる第4章では〈外界〉というかなり広い場所を舞台としています。
単純に物語が新たなステージに移ったとともに、たとえ欺瞞に満ちていたとしても、秩序の敷かれていた場所から、そうでない場所へ移動したことで、見えるものも異なってくることでしょう。
多くを失ったエレミアは、エンベールに訪れる前のような無感情な精神状態になってしまいましたが、弔いの場面では、彼女が完全に壊れきったわけではないことが示されています。
2人の巡礼はまだ数歩踏み出したばかり。
今後も是非お楽しみください。
1-4 奇蹟という名の墓標への応援コメント
素晴らしい完成度の高さに、ひたすら圧倒されています。
既に一章からかなり過酷な雰囲気を感じさせますが、この先を見届けたいと思わずにはいられません。
遅読ですが応援しております。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
お褒めいただき光栄です。序盤は世界観を示しつつ主人公のキャラクター性をどう出していくか悩みつつ書きましたので、嬉しいです。
ぜひご自分のペースで、今後ともお付き合いいただければ幸いです。
永き霊長の星への挽歌への応援コメント
七大聖賢のひとりということは、他の六人も果たして一枚岩なのか。力を失ったように見えるフィーネとエレミアに立ちはだかる巨大過ぎる壁ですが、行里ゆんや様がどのような物語を紡ごうとされているのか。再開を楽しみにしております。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
他の七大聖賢は現状、影も形もありませんが、それぞれ思惑ある者もいれば、ソテルの体制に盲従するだけの者もいるようです。
そんな中で、カシウスは真っ先に目立った行動を起こした一人でした。
彼がなぜ光帝に背くのか、エレミアとフィーネは彼を倒せるのか。
ぜひ今後にご期待くださいませ。
3-6 交わした約束、忘れることなくへの応援コメント
行里ゆんや様の意図とは異なるかとは存じますが、宗教対立の解決を目指すシミュレーションのように感じました。
相容れぬ程の違いがあろうとも、否定せず押し付けず説得することさえ無く、只、隣人として共に歩めるのか。
この世界が渾沌に向かうのか、新たな秩序を打ち立てるのか、引き続き追わせていただきたいと思います。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
ソテルが選別と排斥を佳しとする組織であるのに対して、主人公であるエレミアには、包摂の方向に行ってほしいなと思いつつ書いていました。
救い難き世界がいかなる結末へ向かうのか、そしてエレミアとフィーネはどうなるのか。
ぜひご期待ください。
3-16 泣き、嘆き、憂い、慄きへの応援コメント
ここまでずっと辛い展開が続いてましたが、描写がすごく良くて、一気に読んでしましまいました!
そして、最後の一文にびっくりしています……これから、どうなっていくのか、とても楽しみです!
作者からの返信
各種の描写は悩み拘りながら書き上げたものなので、評価していただけて光栄です。
第2章で底に叩き落とされた上で、さらにすべてを失いゼロ、あるいはマイナスになった第3章。ここからどうなっていくのか、ぜひ続きをご期待ください。
3-10 エンベールに陽は落ちてへの応援コメント
あぁぁぁぁぁぁぁぁ、そんな…………
作者からの返信
コメントありがとうございます。
きっとエレミアや他の村人たちも今そういう気持ちだと思われるので、その気持ちのまま読み進めて貰えると没入感が高まることでしょう。
3-9 あなたの未来、わたしの未来への応援コメント
クロエは天使に選ばれなかったけど、エレミアという支えたい人がいて、目標がある。エレミアも指導される立場から、指導する立場へと変わっていく。そんな二人の関係がとても好きです。
院長からたくさんのお菓子をもらって、クロエと一緒に食べる。エレミア自身から周りと関わっていくような成長を感じられて、とても好きです。
村への来訪者、なにやら不吉な感じがして不安になりますね……。