都市伝説研究録ーある都市伝説の共通点についてー

※某フリーWikiからの抜粋。

永字八法

ネット発の創作文化の中で、SCP財団・Pixiv・カクヨムなど多方面に作品を残しているとされる雑多・ホラー系クリエイター。本名不明。胡散臭い性格と対人スキルが壊滅的なことによりリアルの友人はほとんどいないと語っている。SCP財団にて複数の作品を執筆したと自称しているが、該当する記事は特定されておらず、真偽は不明（本人曰く「そのうちの一つは既に削除されてるかも」）。

Pixivでは一次創作・二次創作を問わず、多数の短編・連作・構想だけのメモなどを投稿。ホラーやミステリ、都市伝説風味のサスペンスなど幅広いが、いずれも中途で終わることが多く、本人も「僕の怠惰の賜物」と開き直っている。カクヨムでは長編プロットの断片や考察系の掌編が中心。また、文章も割と拙いところがあり、ネタにされている。

YouTubeなどではSCP関連のゆっくり解説系作品も多数制作しており、「一次創作だけでなく二次でも筆が止まらないことで有名」と揶揄されつつも、熱心なファンも多い。

一部では「ネット発ホラー文芸作家たちのまとめ役」と称されることもあるが、本人は「中途半端な男がそう言われると思いますか？」と否定している。とはいえ、大きい信頼を受けている眼田禰夢伊の相談役のようなポジションにいることは確からしく、眼田禰夢伊の公式Webページの制作も担当している。

プログラミングに明るく、Python・JavaScriptを用いて自作のWeb小説ビューワーや、謎解き・ノベルゲームを開発していたという噂がある。GitHubに関連アカウントがあるとされるが、本人のものかは未特定。ソースコードの一部は匿名共有サイトで確認されたこともある。本人はプログラミング能力に対して「Scratch以外やったことない」とはぐらかしている。ちなみにScratchアカウントは存在し、特定もされている。本人曰く、「中学生ぐらいにやめた」とのこと。しかし、コメント履歴は一ヶ月前であり、また他の作品にも評価をしているため、おそらく現在は見る専状態になっている模様。兄と妹のアカウントも特定されている。

かつてニュー速VIPやなんjにも常駐していたことが確認されているが、なんJではレスバトルの末、「民度に限界を感じた」として以後は出入りを断ったという（ただし今でも匿名で潜伏しているという説も存在）。なんJオフ会に参加していた可能性もあるが、本人が未成年と語っているため、詳細は不明。また最近はメフィスト賞を狙っていると言っており、もっぱら人に見せずに小説を書いているとのこと。

トー横キッズ説が存在しているが、本人は強く否定している。

東田山羊

一時期テラーノベルで活動後、プリ小説に活動場所を移した詳細不明なクリエイター。声・顔など全てを隠しており、近況報告でもほぼ学校や家庭のことに触れていないなど徹底されている。プリ小説でも作品は数えるほどしかないが、サイトらしからぬ磨かれた文体と多くの章立てによる文字数の多さにより、「サイトの空気と合っていないのに読まれる作家」としてユーザーの心を掴んでいる。中学生女子を自称しているが、知識・語彙力・文体などの洗練度はかなりのものである。そのことから、かねてより年齢・性別の詐称疑惑がある（本人は「勝手に考えといてください」と言い、それを交えたメタ要素も小説に取り入れている）。正体に関しては文学部顧問説やおっさん説などが存在。ジャンルは純文学もどき・ホラーもどき・ミステリもどきなど雑多。タイトルも古典的・抽象的・口語体でネーミングセンスに乏しいと自嘲している。しかし、どの作品も「行間で語る」「間接的に感情を描写する」といった技巧に長け、明らかに経験値の高い書き手の構えを見せている。

永字八法とは、テラーノベルで雑談形式の対談を連載していた（テラーノベルでのアカウント削除に伴い、現在は削除済み）。かなりゆるい雰囲気でこれまた人気を博している。眼田禰夢伊との関係性は全くにもって不明。交流のある永字八法を通じて名前は知っていると考えられており、眼田のWebサイトでは交流のある作家として触れられている。一部では「同一人物」「師弟関係」などの説があるが、どれも根拠に乏しい。他ジャンル（YouTube、カクヨム、Pixivなど）への出没歴は確認されていないが、文体の特徴から「以前に活動歴がある人物の再デビューでは？」という説もある。