概要
時代に取り残されたつわものたち。それでも刀に生きる。
あらすじ
文化三年、東海道・権太坂。大火で全てを失った浪人・明五郎は、茶屋で蕎麦代が二文足りず腹を切ろうとする。
そこへ飄々とした謎の浪人・釼一郎が現れ、代金を肩代わりしたことから二人の旅が始まる。
同じ頃、遠江の小藩・康国寺藩の若き世継ぎ・小十郎が、護衛の竜之進と共に国元を目指していた。だが小十郎には誰にも明かせない秘密があり、藩内では跡目を巡る陰謀が渦巻いていた。
権太坂で刺客に襲われた小十郎たちを救った釼一郎と明五郎は、用心棒として旅に加わることになる。
箱根の関所越え、名うての剣客との死闘、次々と迫り来る追手。街道を西へ進むほどに敵の手は厳しさを増していく。やがて国元に辿り着いた一行を待ち受けていたのは、病に伏せる藩主と、藩の実権を握ろうとする者たちの企み、そして当代随一と謳
文化三年、東海道・権太坂。大火で全てを失った浪人・明五郎は、茶屋で蕎麦代が二文足りず腹を切ろうとする。
そこへ飄々とした謎の浪人・釼一郎が現れ、代金を肩代わりしたことから二人の旅が始まる。
同じ頃、遠江の小藩・康国寺藩の若き世継ぎ・小十郎が、護衛の竜之進と共に国元を目指していた。だが小十郎には誰にも明かせない秘密があり、藩内では跡目を巡る陰謀が渦巻いていた。
権太坂で刺客に襲われた小十郎たちを救った釼一郎と明五郎は、用心棒として旅に加わることになる。
箱根の関所越え、名うての剣客との死闘、次々と迫り来る追手。街道を西へ進むほどに敵の手は厳しさを増していく。やがて国元に辿り着いた一行を待ち受けていたのは、病に伏せる藩主と、藩の実権を握ろうとする者たちの企み、そして当代随一と謳