概要
それは天国の母へ綴る手紙――
愛するジルベルトを妹に奪われ婚約破棄されたセレシアは、父からもいわれのない横領や使用人達への迫害を責められ、それを理由に家を追い出されてしまった。
妻を失ったショックから仕事をしなくなり、妹を甘やかす事で己の喪失感を埋める父。
そんな父の甘やかしのせいで我が儘がエスカレートしてく愛を知らない妹のミーシャ。
そんな彼らに対してセレシアは何を思うのか……今、天国の愛する母を想いセレシアは二通の手紙をつづる――
二通の手紙を通して語られるセレシアの想いとは?
妻を失ったショックから仕事をしなくなり、妹を甘やかす事で己の喪失感を埋める父。
そんな父の甘やかしのせいで我が儘がエスカレートしてく愛を知らない妹のミーシャ。
そんな彼らに対してセレシアは何を思うのか……今、天国の愛する母を想いセレシアは二通の手紙をつづる――
二通の手紙を通して語られるセレシアの想いとは?
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!手紙が暴く家族の歪みと、幸せの再出発。3話で沁みる短編。
『拝啓お父様。妹に全てを奪われ――』は、家も名誉も妹に奪われ、父からも冤罪みたいな理由で追い出された令嬢セレシアが、“手紙”という形で、今の自分と気持ちを綴っていくお話です。
まず、この書簡形式がすごく面白いです。
散々な状況で重くなりがちな導入なのに、スルスル読めました。
しかも「不幸でした」で終わらせないところが良いです。
手紙という一方通行の伝達手段なのに、ちゃんと物語として面白く読ませてくれるのがさすがでした。
“ざまぁ”っぽい短編ではあるんですが、芯にあるのは「奪われた側が何を思って、どう自分の人生を取り戻していくか」。静かでじわっとくる話です。
全3話でサクッとまとまってい…続きを読む