概要
八年後、妊娠した彼女は、再び緋社AI特殊部隊に捕えられてしまう。彼女を助けようと主人公の紫月桂は仲間とともにディープレッドへと潜入を試みる。そこで目にした、待ち受ける未来とは……
※2025.4.10 10000PV達成
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おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!この物語に出会えたことを、きっと忘れない
不老不死を求める巨大組織によって、記憶も、身体の自由も、当たり前だった日常さえ奪われた人々が、大切な者と未来を取り戻すために抗う、壮大な近未来SFファンタジーです。
人間の能力を拡張するスマートアイズやスマートシューズ、体内で働くナノマシン、そして人間をはるかに凌駕する力を持つAIたち。
次々と現れる技術や能力に想像力を刺激され、息を呑む逃走劇や圧倒的な戦闘に心を奪われながら、私はいつの間にか『アイカノ』の世界へ深くのみ込まれていました。
けれど、本作から離れられなくなった理由は、壮大な設定や迫力あるアクションだけではありません。
登場人物一人ひとりが、確かにこの世界で生きているから…続きを読む - ★★★ Excellent!!!「永遠の命はもういらない」、この一言に刻まれた、痛切なまでの覚悟——
物語の始まりは、緊迫した兄妹の逃走劇。
前半では、シリアスパートと日常パートがバランスよく描かれており、ハラハラしながらもドキドキできるという、お得な気持ちになります。このコントラストがあるからこそ、私たちは物語の深い部分へと惹き込まれ、散りばめられた謎を追うワクワクを止められません。
圧巻なのは後半の展開です。伏線が一つに繋がるとき、物語は一気に加速します。彼らが背負わされた運命の過酷さに、心臓がぎゅっと締め付けられるでしょう。終盤の決戦は、あまりに切なく、苦しいものになっています。共に歩んできたキャラクターたちへの愛着が深いほど、明かされる事実や直面する現実は重く突き刺さり、涙が溢れ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!AIに奪われたのは、記憶か、それとも心なのか。
一言でいえば――想像をはるかに超える展開が待っている。
『アイカノ』は、AIが支配する近未来を舞台に、兄妹の逃亡と記憶をめぐる物語が描かれます。
序盤からのスリルと緊張感は圧倒的。
AI特殊部隊の襲撃、未来技術“スマートアイズ”の描写、そして脱出劇――そのリアリティと臨場感に息を呑みます。
けれど、物語は単なるSFアクションで終わらない。
気づけば、読者は人間の愛・罪・記憶・運命という深淵へ引きずり込まれていく。
八年後の章に至って、初めてわかりました――
これは破滅の物語ではなく、心が生きようとする物語なのだと。
読後に残るのは、どうしようもない痛みが燻り続ける感覚。
それでも、…続きを読む