概要
さぁ、葬儀を始めよう
※ 本作は縦読み推奨作品です。
自らの死に気が付かない死体。人はそれを、“死屍守”と呼称する。
今から三十五年前、日本で死屍守と人類の戦争があった。
たった一人の人間が巻き起こした、史上最悪の墓荒らし。人間の思想により長期化したその戦争は、後の世界に死体の残党と人同士の軋轢を残した。
またこの世界には “ゲンガー”、“ドール” というふたつの人種が存在している。
死体から守られる存在である“人間”と、人間を死体から守る存在である“人形”。しかし戦後、そんな人形が受けたのは人間の無知と不信感から来る迫害であった。
舞台は戦後のヨコハマ。
これは戦争で多大な被害を与えた死屍守の、その“葬儀”を生業とする異端な葬儀屋達の正義を巡る日常譚である。
この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
自らの死に気が付かない死体。人はそれを、“死屍守”と呼称する。
今から三十五年前、日本で死屍守と人類の戦争があった。
たった一人の人間が巻き起こした、史上最悪の墓荒らし。人間の思想により長期化したその戦争は、後の世界に死体の残党と人同士の軋轢を残した。
またこの世界には “ゲンガー”、“ドール” というふたつの人種が存在している。
死体から守られる存在である“人間”と、人間を死体から守る存在である“人形”。しかし戦後、そんな人形が受けたのは人間の無知と不信感から来る迫害であった。
舞台は戦後のヨコハマ。
これは戦争で多大な被害を与えた死屍守の、その“葬儀”を生業とする異端な葬儀屋達の正義を巡る日常譚である。
この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!とにかく話が上手い!ダークファンタジー好きに是非オススメしたい秀逸作
第一章まで読んだ感想として、ズバリ「上手い!面白い!かっこいい!」です!
こちらの話は現代日本を舞台に、死屍守というゾンビのような化物と戦う人々を描く、ダークファンタジーです。
主人公は死屍守に襲われたことをきっかけに、過酷な戦いに身を投じて行くのですが、とにかく人物描写や設定の描き方が上手で、序盤からどんどん話に引き込まれていきます。
魅力的な登場人物に迫力のあるバトルシーン、そしてドールや葬儀屋という、カッコいい設定の数々にいつのまにか先が気になって夢中で読み進めてしまいました!
多くは語らない(既に結構長文ですが)ので、骨太のダークファンタジーがお好きな方は是非!
読んでみてい…続きを読む - ★★★ Excellent!!!小説なのに、まるで少年漫画
あらすじをまとめるのは苦手なので割愛させていただきます(_ _;)スミマセン
この物語、とにかく良いんです。
漫画を読んでいるかのような疾走感溢れる展開と描写、生々しくも的確な表現に惹かれること間違いなし。
そして何と言っても登場人物がみんな良い。個性豊か、その奥にある闇。貴方の推し、見つかります。
独特な地の文も相まって、ダークな雰囲気がより引き立っています。
「重すぎる話はちょっと……」とお思いの方でも大丈夫。真っ暗闇一辺倒ではなく、彼等の日常シーンや戦闘描写の合間に入る会話が「良い」んですよ。口角が壊れます。気を付けて下さい。
残酷さを孕んだ世界と、温かさを感じる彼等の関係。是…続きを読む