概要
裾野のひとつぶになる
学校には不思議な先生がいる。
ある日のこと、先生が授業の最後に折り本という小さな本を見せてきたので、折り本が気になって先生の元に作り方を訊きに行く。
先生から折り本の作り方を聞いたのをきっかけに、詩を書くようになった。
これは、いじけていた高校生の世界がすこし開ける話。
東京中野物語2022文学賞応募作品です。
ある日のこと、先生が授業の最後に折り本という小さな本を見せてきたので、折り本が気になって先生の元に作り方を訊きに行く。
先生から折り本の作り方を聞いたのをきっかけに、詩を書くようになった。
これは、いじけていた高校生の世界がすこし開ける話。
東京中野物語2022文学賞応募作品です。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!これはおそらく課題図書!ここにいらっしゃる全員に対するエール!
非常に軽い気持ちで公式レビューからお邪魔したのですが…
これはここにいらっしゃる方全員の課題図書だと思います!
カクヨムには面白すぎて自分でもびっくりする位、一気に読んでしまう作品もあるのですが
じっくり読みたい作品や、コメントしたくなる作品もたくさんあります。
この作品は、一章ごとにコメントを入れたくなってしまう、そして切り取りたい言葉が山のようにある、そんなタイプの作品でした。
そして、この作品は、エールでもあります。ここにいらっしゃる皆様は、ほとんどが創作者です。
創作、孤独で辛くて寂しいことが多いと思います。読まれない、一生懸命書いたのに、一生懸命作ったのに、誰も読んでく…続きを読む - ★★★ Excellent!!!きっとこれは、あらゆる創作者へ贈る、ひとつぶのエール。
親も教師もろくに自分を見てくれない。行き場のない思いで授業をサボった男子高校生に声をかけたのは海老名先生だった。
怒鳴るのではなく、理を説く。「誰しも苦手な人間はいるから」なんて言って、一方的に説教したりしない。
他の先生とは少し違う。そんな先生が教えてくれたのが、1枚の紙から作れる「折り本」だった。
折り本づくりを通して、少しずつ人との関わり方を学んでいく生徒。初めて感想をもらう嬉しさも知った。
もっといい本を書きたい。だったらこれまでサボっていたけど勉強もしなきゃいけない。
少しずつ、丁寧に生徒に寄り添い共に歩む先生は語る。
「すごい作家でなくても、たとえ些細な作品であっても、それは大…続きを読む