概要
彼の傍に居たい。ただそれだけなのに……
宮世史緒里は物心ついた時から闇のような日々を過ごしてきた。母子家庭だった彼女は母親とその男達による虐待や暴力に始まり、散々たる不幸やトラウマを抱えた人生を送ってきた。そんな史緒里にも人生で唯一色づいた出来事があった。それは学生時代に出逢い付き合った恩田賢人と過ごした日々。史緒里にとって彼は人生で唯一愛し愛された人。賢人もまた史緒里を運命の人と確信していた。だが、二人は周りの嫉妬や憎悪により引き裂かれてしまう。その後も波乱に満ちた人生を歩んで行く史緒里。運命の悪戯か……史緒里の濁色の道に何度も交差する賢人。愛し合う二人は出逢いと別れを繰り返す。果たして史緒里が歩む旅路の果てに待ち受けるのは……
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