概要
交わるはずのなかった二人が出会った時 ― 世界が動き出す
孤独な人が患う病気―孤独病。
その病気は自身を守るため、世界をも滅ぼす超能力を手に入れられるが、同時に人々へ恐怖も与える。
そんな病気にかかった一人の伊豆守悠。世界を滅ぼす力のある孤独病患者を粛正する機関の一員、下谷世和。
敵対関係にあるはずの二人が協力して、世界を救う。
その病気は自身を守るため、世界をも滅ぼす超能力を手に入れられるが、同時に人々へ恐怖も与える。
そんな病気にかかった一人の伊豆守悠。世界を滅ぼす力のある孤独病患者を粛正する機関の一員、下谷世和。
敵対関係にあるはずの二人が協力して、世界を救う。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!ハードボイルドなディテール
『孤独病』という病気と、それを内包する社会のディテールがよく練られており、作品のリアリティラインに説得力があると感じられた。このあたりはハードボイルド小説的で、筆者がそういうものを書き慣れていると感じる。
また、バトル描写におけるどこか余裕のあるキャラクターたちの会話劇も軽妙で、独特の味わいがある。どの陣営もおとなしめな印象だったので、次はユーモア方面にはっちゃけてもいいかもしれない。
主に地の文で、ライトノベル的な部分とハードボイルド小説的な部分が混在しているので、次回作はどちらかにより寄せたものが読みたいなと思った。
主人公が最後一人で去ってしまうのだが、そこに一抹の寂しさがあり、バイク…続きを読む