概要
「お疲れ様」を言ってもらう権利は誰にだってある
霊国ターミナルは三つの国に隣接しており、それぞれの国の葬送儀礼を一手に引き受けていた。ターミナルの葬官サイハテはある日勇者に倒された魔王様の葬送を任される。しかしそれは人間達から反発されるのだった。
[この作品には葬送の要素が含まれます]
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!葬送にはあたたかさが集う。それぞれの思いや成長が尊い、「生きる」物語
葬官サイハテ。彼女は葬送を依頼されれば国境をこえて赴き、絶対に良い儀式にするという信念を持っていた。たとえ、相手が生前に極悪非道の限りを尽くした存在だったとしても。
読んでいて、とてもあたたかい気持ちになれる作品でした。「『お疲れ様』を言ってもらう権利は誰にだってある」。このキャッチコピーが心にしみました。
まずサイハテの葬送にかける思いがとてもあたたかかったです。
「笑顔は溢れない、楽しい思い出じゃない……でもやってよかったと言える儀式にするんだ」
この台詞のとおり、彼女は死者と生者の両方に大きな敬意をもって接し、大切なお別れの時間を何にも邪魔されず過ごせるよう、時に無茶をしな…続きを読む