振ったと思ったらすぐに溶けて消える粉雪のように、出会ったとほぼ同時に消え去る恋心……何とも淡く、そして儚いものを感じさせます。しかし思い抱いてしまった感情は雪のようにはならず、暫くはズキズキと重く残り続けるのでしょう。雪のように軽く儚い気持ちと、そうとはならない凍傷のような痛い気持ち……その対比が何とも言えない作品です。
短い物語でありながら、込められた思いはすごく深いと感じさせられます。最後の一言は特に気持ちが伝わりすぎて……どうかうまくいってほしいなと思います
非常に短時間、それこそ隙間時間で綺麗な心情描写に「ああ、良いなぁ」と心を持っていかれる。それほど最後の一言が綺麗で、ついつい日常でもふとした瞬間に思い浮かべてしまいそうな気持ちになる作品でした。
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