延々と続く意味不明のオノマトペ …十中八九の読者はこの辺りで変な童話だなと読むのをあきらめてしまいそう。ですが児童文学のつもりでいたら、奇妙な言葉の世界に連れ込まれてしまい、背中にうすら寒い背後霊のようなものまで背負わされてしまっているではありませんか。好きなのか嫌いなのかさえ判然としない作風なのに、異常にユニークで、非古典力学的面白さの虜になりました。帰り着いたラストの、何かを洗い落されたかのようにさわやかな日常の懐かしさに心ひかれます。
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