創作において「時間を戻してやり直し」という題材は人気のモチーフではあるのですが(私もよく使います)、最近「タイムリープをすれば人生薔薇色!」という作品を読みすぎたせいか、とても新鮮な気持ちで読ませていただきました。『タイムリープをする以前に、まず果たさなければならないことがある』読後にそんな気持ちにさせられました。特にヒロインの最後の一言がお気に入りです。オススメです。
思い通りにことが進むわけじゃないというところに、もどかしさやら、運命とやらの語句を当てはめてしまいそうになりますね。思い通りにいかなかったり、突然の死に晒されたり。人生とは困難の連続。ままならない人生の中で、得たものもありました。何度も何度も繰り返す理不尽に、風穴を開ける。理不尽な痛みも、受け入れていく。それこそが、人生を楽しむ秘訣なのかもしれないと、考えさせられます。
あの日あの時あの場所で。ああしなかったら何かが変わったのでは。それが出来る物が手元に有ったら?過去を変えられる、かもしれない時間遡行道具。それを手に入れた主人公は就職面接を繰り返す。でも、結果は変わらなかった。その道具を渡した女性には実はとある秘密が・・・。変えられない過去を受け入れて今を生きたい、そんな事を思う作品。
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