わたしにとっては、少し方向性の異なる未知の分野でしたので、とりあえず、星ふたつで…(みっつにしようか、ふたつにしようか、たいへん迷いました)。
うん。井の中の蛙、大海を知らず、だったのです。
はじめは、ふんふんとうかがっておりましたが、次に何をやるのか起こるのか、奇想天外な流れで読む者を呑む作品です(というか、そう思いました)。
え? いま、それやるの? ひえぇえ~~…。
は? それやっちゃうの? そこまでなの? やっちゃうかぁ、カオスゥ――…。
というような体感でしょうか…。
その末に、控えめ? な、主人公のルド君が、常識人に見えてきて、心のオアシスになりますが、この子もかなりおかしいです。
懸命に正道に戻そうとするカリーナさんの健気さと、まともさが光ります/状況に目をつむれば…(この子も出てきた時、かなりあれだったのに、まともに見えてしまいます。平和な時以外は)。
頭のねじが、あらかた、ぶっとびました。
ひと騒動、収束するたびに、妙に頭がすっきりします(麻薬でなければ良いのですが…)。
はまってしまうと、楽しいです(大丈夫、変態さんも多いけど、心を強く持てば、帰ってこれます)。
感情移入しておよぶ方と、観衆目線で楽しむ方に分かれると思います。
世界の雄大さ、驚異を感じさせる背景設定、好きなので。この先の展開に期待いたします☆
巷に“異世界もの”は数あれど、“異世界そのもの”が登場する作品があっただろうか、私は、無い。
これだけでは何を言っているのか分からないと思うが、まずは読んでみて欲しい。
「あ、ほーん」となる筈である。
そしてこのまま物語は、チート無双で進むのかと思いきや、そうではない。
主人公の心の成長、恋愛、バトル以外にも色濃いキャラ達が物語を彩っていく。
なにより私は、作中幾度となく現れる「…ああああああああ」とか「…ううううううう」といったセリフの勢いに、すっかり飲み込まれてしまった。
だから少しだけ心配である。
もう異常性癖と勢いのあるセリフ描写にだけしか、私の思考がフォーカスしないのではないか、と。
是非、他の方にもご愛読頂き、私が特別でない事を祈るばかりである。