概要
【萎びたシュール掌編集】拝啓 それでも私は理性的です。
シュールも歳をとり、中年は理性を保ち続ける。 くだなさの向こう側、ツッコミのこちら側で、時に切なく、だいたい戸惑いながら。
1話平均400字程度のオムニバス。
タイトルに●付きがオススメ。
※はセルフリメイク(リメイク元は下書きに戻しました)。
オフビート侘び寂びSF(少し・ふらつく/シュール・不条理/ショート・ふふふ)小説。
1話平均400字程度のオムニバス。
タイトルに●付きがオススメ。
※はセルフリメイク(リメイク元は下書きに戻しました)。
オフビート侘び寂びSF(少し・ふらつく/シュール・不条理/ショート・ふふふ)小説。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!不条理もいとおかし。たべっ子どうぶつ、おいしいよね。
昼休みにカップスープを飲みながら、帰り道の電車待ちで、おやすみの布団に潜り込む前に。
この掌編集が私の一日の隙間に、ひょいと顔を出しはじめた。
著者の推しに●がついているが、●のついていないものもいとおかし。
お菓子といえば『たべっ子どうぶつ』を愛してやまない私だが、袋を開けたときのあの雑多な形の賑わい、おいしそうな香り、そんな期待を思わせる物語の一群だ。
●のない不条理劇が、袋の底に潜んでいた「こんなのいたんだ!?」レベルのレアどうぶつのように、思いがけずこちらの心をさらっていく。
形も肩書も違う掌編たちが、英語名を背負ったビスケットと同じく、さぁ食べろ、と主張してくるのだ。
子供時…続きを読む - ★★★ Excellent!!!ろくでもない現実に遊び心を加えたらシュールになる。
まず、一話読んだら次の話を押している。
ストレスなく摂取出来るから、気づいたら摘んでいるポテチの感覚。
なんでこんなに読ませるんだろうと思って、読み返すと、どの話も荒唐無稽で狐に摘まれたような気分。
しかし、待ってほしい。これは一見シュールで不条理ではあるが、どことなく他に足がついている部分もあるような気がする。爪先だけだけど。
どの話も人間味があって、社会人のため息が感じられるのである。それはきっと、家族や大切なもののために自分を捨てて働く大人が中心になっているからだろう。
ここには、主人公はいないのだ。すべからく社会の歯車で、不条理な現実に流されているだけの一般人。言うなれば、僕たち…続きを読む