概要
伝説の英雄は、なぜ迷宮で死んだのか。底辺探索者たちの死体漁りミステリ
\迷宮に捨てられた死体を運び、日銭を稼ぐ──孤児院出身の少女ローゼリカは、一般的な進路を諦めて探索者としてギリギリ身を立てていた。ある日、迷宮に転がる生者を死体と見間違えたことで、自称「死の研究家」の青年「アラン」と出会ってしまう。魔術師としての実力は一級でありながら、性格に難アリの彼は、自身が所属していたグループから脱退し、一人で迷宮に籠もっていた。アランとローゼリカ、彼女と同じ孤児院出身で幼なじみであるヤルキンは、その日一日を生き抜くために、はみ出し者同士で小隊を結成。より迷宮の奥深くまで死体を探し、一攫千金を狙う日々が始まった。だが、アランには孤児院に関連する秘密を握っており──。
中学生の時に書いた小説のセルフリメイクです。
番外編は本編のネタバレを含みませんので、こちらから読んで
中学生の時に書いた小説のセルフリメイクです。
番外編は本編のネタバレを含みませんので、こちらから読んで
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!WIZ系小説サスペンス
迷宮で死体漁りを営む底辺冒険者たちが主人公
彼らの生活がとある出来事によって大きく変化し物語は動きだす
物語を動かしたのは当然死体
いったい何の死体を彼らは見つけてしまったのか
物語を読んで確かめてみてほしい
作者の文章力は3話でうまく主人公を取り巻く環境が切羽詰まっていることを描写してくれていることでわかると思う
個人的には、ここで窮乏をうまく読者に伝えてくれたのだから迷宮で稼いで生活レベルを上げていく話を読みたかった
が、この話のテーマはそこではなくサスペンス的な謎解きそう
アランというサラマンダーの血をひく蘇生術師がノリノリで動き回るが、これがこの話の雰囲気をかなり決めていると思う…続きを読む