第17話 剛志 中学生時代
千恵子の自慢の息子 剛志は小学校卒業迄は優等生であったが、中学生になり反抗期に入ると
勉強に熱が入らなくなってきた。
そのため、成績が少しずつ下がっていった。
中学二年生になった時 担任の先生との相性が悪かったのもあり、昨年迄5段階でほとんど5がついていた科目が4もしくは3の平凡な評価が付いていた。
個人懇談で、千恵子が担任の先生に抗議をすると
「実力テストの成績の順位は、40名のクラスで12番くらいですよ。」と伝えられた。
つまり、想像していた順位とは大幅に異なっていた。
「小学生の頃は6年間学科級委員を務めてて
成績も抜群やったのに…」と千恵子は嘆いていた。
結局のところ、剛志は落ちこぼれと思っていた吉子よりほんの少し上の公立高校へ進学する事となった。
平凡な女の一生 真子&樹里 @mako77
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