前作「フェアリーウェイト」とはうってかわって、人間のシリアスな生きざまが堂々と描き出される純文学。作者がもがき苦しみながら紡ぎだす美しい物語は必見。
はじめまして。
主人公カオルの視点で描かれているけれど、本当はもっと言葉にできないものが文字以外の場所でうごめいているのでしょう。もちろんこの作品以外の一人称視点でもいえることだし、現実の人でも今自分が考えている…続きを読む
テーマは重く、内容は深い、そんな作品でした。作者様はタグで「純文学のような、そうでないような」と悩んでおられますが、純文学作品だと思います。ただ、純文学が苦手という方でも、抵抗なく読めると思い…続きを読む
やはり触りしか読んでないが←だから読み方(笑)主人公の性格、生活態度、心情が良く分かる…と言うか、容易く想像出来てしまう作品。極普通の、主人公なのに何処か惹かれる魅力があり。1話目で伝わ…続きを読む
なんだと思います、カオルさん。多分、街には、たまにいる人。でも、見た目じゃ全然わからない人。探そうと思っても探せないし、おそらく本人も探されるのを望んではいないのかもしれない。いや、いないの…続きを読む
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