美しい切なさと、静かな暴力性が混ざり合う詩集です。それにしても、作者の言語センスには驚かされました。圧巻です。予想を鮮やかに裏切る言葉の連鎖と余白に、こころ揺さぶられながら、深く深く陶酔できることでしょう。まだ詩は「柘榴石」と「杖」の2編ですが、どちらも並々ならぬ詩情の香り立つ、シュルレアリスティックな作品になっています。綴られた言葉からあふれ出る愛と孤独を、是非、実際の詩世界で体感してみてください。
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