概要
クビになった騎士の再就職先は、敵国の女王の寝台だった。
王太子の失策の責任を押し付けられ、俺はアルデン王国の騎士団を追われた。
国境で待っていたのは、敵国リーゼルの使者だった。
「女王陛下が、あなたを雇いたいと。――夫として」
三年前の国境の戦で、俺が一太刀で退けた女将軍。それが今の女王、セレスティアだった。
リーゼルの国法は言う。女王は戴冠の前に王配を定め、三十夜を共にし、朝ごとに侍女長がその証を確かめる、と。
「私に勝った男しか、上には置かない。あなたしかいない」
「嫌なら形だけでいい。証は、敷布だけで足りる」
「形だけで戴冠できるなら、そうする。できないなら――」
「……本気で」
戴冠まで三十日。俺を捨てた王国が、俺を夫にした女王に頭を下げるまで。
※性行為の直接描写はありません。行為中の会話と事後の情景で描きます。
国境で待っていたのは、敵国リーゼルの使者だった。
「女王陛下が、あなたを雇いたいと。――夫として」
三年前の国境の戦で、俺が一太刀で退けた女将軍。それが今の女王、セレスティアだった。
リーゼルの国法は言う。女王は戴冠の前に王配を定め、三十夜を共にし、朝ごとに侍女長がその証を確かめる、と。
「私に勝った男しか、上には置かない。あなたしかいない」
「嫌なら形だけでいい。証は、敷布だけで足りる」
「形だけで戴冠できるなら、そうする。できないなら――」
「……本気で」
戴冠まで三十日。俺を捨てた王国が、俺を夫にした女王に頭を下げるまで。
※性行為の直接描写はありません。行為中の会話と事後の情景で描きます。
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